スパイスカレーは基本的に木べらとフライパンとフタさえあればできるのですが、道具があると時短&もっとおいしいカレーが作れるようになります。
今回はスパイスカレーにおすすめの道具を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
必需品レベル
木べら・耐熱シリコンベラ
木べらは玉ねぎを炒めたり、肉などを焼きつけるのにも便利で、カレー作りでは菜箸よりも使いやすいです。
耐熱シリコンベラは木べらでは取れない鍋にこびりついたカレーを取るのに使います。
すりおろし
スパイスカレー作りではニンニクと生姜をすりおろすのに欠かせない道具で、金属製のものがおすすめになります。
安いのを買うと、きれいにすりおろせず、地味にストレスが溜まるので、ケチらないほうがいいアイテムです。
あると時短になって便利
2.スライサー
玉ねぎを均一な厚みでスライスすることができる上に、時短にもなります。均一の厚みでスライスできると火通りが均等になるので、炒めやすくもなります。
また、カレーの付け合わせにもピッタリなキャロットラペ作りにも便利。
3.みじん切りチョッパー
玉ねぎやにんにく・生姜をみじん切りにするための道具です。地味にみじん切りは時間がかかるので、時短になります。
必要に応じておすすめ
1.ハンディブレンダー
ほうれん草のカレー、滑らかなバターチキンカレーを作るのにおすすめです。また、インド系のカレーによく登場するカシューナッツのペーストを作るのにも使います。
ミキサーだとお手入れが面倒くさいので、断然、洗いやすいハンディブレンダーがおすすめです。
プロの料理家はブラウンのものをおすすめしている人がちらほらいます。
マニアックに攻めたい人におすすめ
スパイスミル
スパイスミルはホールスパイスをパウダースパイスにするのに必要な道具で、電動のものと手動のものがあります。
面倒ではありますが、パウダーとホールの両方を揃えると場所を取るので、ホールだけ揃えておき、使う分だけ粉にするという使い方もいいでしょう。
ちなみに、ホールを粉にしたほうが風味も良くなるので、味にこだわりたいなら自分で粉にしたほうがいいです。
ブログ主は手動のものを購入し、スーパーではホールでは売っていてもパウダーでは売っていないスパイスを粉にするのに使っています。
スパイスボトル
市販のスパイスが入っているボトルはスパイスを取りだしづらいのが難点なので、しょっちゅうスパイスを使う人は別の瓶などに詰め替えるほうが楽です。
ブログ主はSB食品の少々割高のスパイスシリーズであるフォションのボトルに、詰め替えながら使っています。
とある料理家の方は味の素のコンソメの素の瓶に入れているそうです。
スパイスはできるだけ早く使い切るのが鉄則なので、スーパーのスリムボトルで事足りている人にはスパイスボトルは必要ないと思います。
0.1g単位で測れるスケール
カレーのレシピの中にはスパイス0.2gといったものがあります。それを正確に測るためにはやはり0.1g単位で測れるスケールを使うしかありません。
なお、スパイスを小さじ〇というレシピよりもグラム単位で表示されたレシピのほうが、味の再現性も高まります。
1人前や2人前といった料理しか作らない場合、塩分量がシビアになることがあるので、正確に塩を測りたいという人にもいいでしょう。
というか、1グラム単位のスケールを使っている身としては、そういう用途に使わなかったとしても0.1g単位で測れるスケールを基本的におすすめします。
自分のお気に入りの道具を見つけよう!
作りたいカレーによっておすすめの道具は異なりますが、木べらとすりおろし器だけは必需品です。
それ以外にはインド系のカレーのレシピには度々、カシューナッツのペーストが出てくるので、それを作るためにもブレンダーがおすすめです。
ブレンダーがあれば、お店レベルの滑らかなバターチキンやサグカレーを作ることもできます。
ホームセンターやニトリなど身近なお店で売っているので、ぜひお店に行って、実物を見たり触ったりしながら、自分のお気に入りの道具を見つけてみてください。
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