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私にとっての理想のフレンチトーストとは食パンで作るものなのです。
前回は卵と牛乳とバターたっぷりのブリオッシュ食パンを作れば、真のフレンチトーストを作ることができるのでは?と思い、作ったのが前回です。
究極のフレンチトーストを求めて、ブリオッシュ食パンから作った結果 - 桜雨のおいしいブログ
前回は食パンの中に含まれる油脂成分により、卵液が中まで染み込まなかったため、私にとっては微妙に仕上がりになりました。
食パンの改良が必要です。
ドシンプルなパンを作ろう
世の中には色々な食パンがあります。
今回目指すのは卵液が染み込みやすい食パンです。
今、私の頭の中でとにかく水分たっぷりのパンを作って、焼き上がった時にしっとりとしたフレンチトーストになるようなパンを作ればいいじゃないと囁いてきました。
実現可能なんですかね。生焼けが心配です。
これは次への課題ということで、本題に戻ります。
卵液が染み込みづらくなる理由は2つ。
・油脂が卵液の浸透を邪魔する
・パンの生地が緻密
ブリオッシュは油脂により生地が緻密になりやすいという特徴があります。
私が目指すような、中までトロトロに卵液を染み込ませるフレンチトーストには向いていなかったようです。
事前調査不足が仇になった前回の反省を踏まえ、調べて辿り着いたのが油脂不使用のドシンプルなパンです。
ハードトーストと言われているこのパンは、小麦粉・モルトパウダー(砂糖)・イースト・水・塩だけで作られます。
材料がシンプルなので、パン屋で一番安い値段で買えそうだなと思ってしまいました。実際のところは知らないですけれど。
今回の材料(1.5斤型)
レシピはGeminiに作ってもらっています。
プロンプトは1.5斤型食パン型で作るハードトーストの作り方を教えてくださいです。
以下そのコピペです。
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強力粉300g+薄力粉80g100%
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砂糖(発酵の助け程度)10g約2.6%
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塩7.5g約2%
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ドライイースト4g約1%
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水(ぬるま湯:25〜30℃)255g約67%
ハードトーストに最適なパンは準強力粉だそうです。
今回は準強力粉の代用として知られている強力粉+薄力粉のブレンドで挑んでみます。
作り方(ホームベーカリーまたは手ごね)
① 捏ね(ミキシング)
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ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、サッと混ぜ合わせます。
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水を加え、粉っぽさがなくなるまでボウルの中でひとまとめにします。
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台の上に出し、滑らかになるまで7〜10分ほど捏ねます(油脂が入らないため、最初は少し手にベタつきますが、捏ねていくとつながってきます)。
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生地を優しく丸め、とじ目を下にしてボウルに入れます。
② 一次発酵
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目安: 28〜30℃の環境で約60〜90分(元の大きさの約2〜2.5倍になるまで)。
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フィンガーテスト(粉をつけた指を center に刺して、穴が塞がらなければOK)をします。
③ 分割・ベンチタイム
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生地を優しく押し潰してガス抜きをします。
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重さを測り、3等分(1個あたり約215g)に分割します。
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きれいに丸め直して、固く絞った濡れ布巾(またはラップ)をかけ、室温で20分休ませます(生地の緊張を緩めます)。
④ 成形・型入れ
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型の内側に薄くサラダ油(分量外)を塗るか、スプレーオイルをしておきます(型離れを良くするため。生地自体には油脂は入りません)。
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生地をめん棒で楕円形に伸ばし、三つ折りにします。
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手前からクルクルと巻いて筒状にし、巻き終わりをしっかり閉じます。
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3つの生地の巻き方向を揃えて、型の中に並べて入れます。
⑤ 二次発酵
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目安: 35℃前後の乾燥しない環境で約50〜60分。
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ゴールの目安: 生地の頂点が型のフチ(高さ)の9割〜型の頭が出るくらいまで膨らむまで。 (※ハードトーストは山をしっかりと膨らませるため、型から少し頭が出るくらいまで待つのがコツです)
⑥ 焼成
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オーブンを 210℃ に予熱します。
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焼く直前に、霧吹きで生地の表面にたっぷり水を吹きかけます(これでクラストがパリッと仕上がります)。
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210℃のオーブンで 約30〜35分 焼きます。 (※途中で表面が焦げそうな場合は、アルミホイルを上に被せてください)
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焼き上がったらすぐに型をドンと叩いて空気を抜き、中のパンを取り出してクーラーの上で冷まします。
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早速作っていきます
パン作りにおいて難しいことは何もありません。
材料を混ぜるだけ。小学生でもできそうな作業です。
ボウルの中で材料を混ぜたら、今度はきれいにした机の上でこねていきますが、
すっげーベタつく!
ベタベタする!
なにこれ?ってレベルでベッタベタ。
え?
え?
戸惑いつつ、手にも机にもねばっこくまとわりつくパン生地を捏ねること10分。
ベタベタ具合は最後まで変わらず、「これ本当に大丈夫か?」と思いながらも、グルテン膜だけはちゃんとできていました。

一次発酵終了後はなんとか手粉を使えば、まとまるレベルまでになりました。
ここで重さをはかったところ、想定よりも軽い。
つまり、計量ミスにより粉が通常よりも少なく、水分量が多いという潤い仕様のパン生地になっていたのです。
致命的ミス。

潤い生地は柔らかすぎて、麺棒で伸ばす作業は断念。
丸めて、食パン型にツッコんでいきます。

ポイ活ゲームしながら、パンが膨らむのを待つことに。
1時間待ったのですが、あろうことか型の半分しか膨らみませんでした。
違う、そうじゃない。
お前のポテンシャルはそんなものだったのか?その程度だったのか?
貴様はパン生地として恥ずかしくないのか?
私のミスは棚に上げ、パン生地を叱責します。
しかし、いくら叱責してもパン生地はゴボゴボと泡が膨らむばかりで、これ以上の発酵は無理だと判断し、210度のオーブンへとエスコートしてあげます。
出来上がったパンは型の半分しか膨らんでない……。

Geminiいわく「水分量が増えると、生地は膨らみづらくなる。ハードトーストは油脂類が少なく難易度が高いパンで、膨らまないこともザラ。
型の半分まで膨らんだのは健闘した。バゲットみたいな感じでおいしく食べられるよ。」
AIは間違えることがあります。
実は超イージーに作れるパンかも知れないし、バゲットとは違う感じのおいしくないパンかもしれません。
大いなる失望を抱えつつ、カットしてみると、断面はバゲットみたいに荒く多少の膨らみがあります。
皮はバゲットみたいにバリッとしていて、まるでバゲットのようで、噛み応えが抜群です。
おいしいです。

たしかに、AIは間違えることはありますが、バゲットのようにおいしく食べられます。つまり、恐らくハードトーストというのは難易度が高いというのもある程度信じてもいいのでしょう。
もうこのパンを冷凍庫に入れておきたくなりましたが、失敗とはいえ、膨らまなかった以外はそこそこハードトーストの条件を満たしているのです。
ハードトーストが究極のフレンチトーストのポテンシャルがあるかどうか確かめることはできます。
現在、スライスしたものをお部屋に放置中。
乾燥を確認した後、フレンチトーストにしようと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。