干し柿が好きなので、買ったのまでは良かったもののとっても甘かったので、なんとかできないかと見つけたのが柿ゼリーのレシピ。
ただ、どれも生の柿を使っていたんですよね。でも、手元にあるのは干し柿です。
干し柿だって、今は干からびてすっかり老齢となってしまったけれど、かつて橙色の瑞々しい若者時代があったのだから、おいしくできると信じて、やってみました。
材料
あんぽ柿みたいな柔らかい干し柿 100g
牛乳 50ml
固い干し柿は向いていないと思います。そういうのは柿なますにでもして大根と一緒に食ってやってください。
作り方
1.干し柿のへたを取り、包丁でみじん切りのように粗く刻む
2.ポリ袋に牛乳と一緒に入れ、揉み混ぜて、容器に入れ、冷やす
工程別のポイント解説
1.干し柿のへたを取り、包丁でみじん切りのように粗く刻む
干し柿の表面が無駄に固いことがあるので、一応切っておきます。
2.ポリ袋に牛乳と一緒に入れ、揉み混ぜて、容器に入れ、2時間冷やす
これでもかとポリ袋が破れない程度の優しさで揉んで混ぜたら、容器に入れて冷やします。
滑らかな食感を楽しみたい人はミキサーでやりますが、このレシピはツブツブ楽しむです。ブログ主のミキサーはすぐにカビが生えるから、「もう使わない(怒)」ってブチ切れて以来、封印しています。
しっかり揉むととってもきれいなオレンジ色になります。
すっかり干からびた高齢者でも心の奥には光り輝く若かりし頃と同様の情熱が潜んでいたのです。この橙色はその証拠で、「まだまだ気持ちは若いでー」と主張しているのでしょう。
あとは、この情熱のパッションを容器に閉じ込め、ラップをして冷やすだけ。
どんな味なの?
正直、あまり固まらなくてゼリーとは言えませんでしたが、濃厚な甘さの干し柿が牛乳でマイルドに食べやすくなっていて本当に良かったです。
ゼリーでもないし、ムースでもないし、フルーチェは商品名だしとレシピ名をつける時に悩みましたが、一番近いムースという名称にしました。
|