スペルト小麦は小麦アレルギーの人でも食べられると聞いたけど、本当かな?と思ってはいませんか?
この記事を書いているブログ主は小麦を食べすぎると体調不良に陥って、調べてたどり着いたのがスペルト小麦でした。
今回はなぜスペルト小麦が小麦アレルギーの人でも食べられるとされるのかについて紹介します。
スペルト小麦とは?
スペルトはディンケルとも呼ばれています。
現在のパンの先祖に当たるとも言われていますが、遺伝子解析をしたところ、そういうわけではなく、在来種(特定の地域で栽培されてきた)というのが正解なようです。
現在の小麦に比べ、フルクタンが少なく、低FODMAPにも分類されています。
栄養素に関しては普通の小麦とさほど違いはないようです。
なぜグルテンがだめなの?
グルテンは小麦の中に入っているグリアジンとグルテニンが混ざることで、生まれる粘り気のある物質です。
このグルテンが小腸の中にひっついてダメージを与えることで、アレルギーなどの体の不調に繋がるとされます。
特にグリアジンが消化に悪く、アレルギーの現任にもなっていると言われています。
現在スーパーなどで流通している小麦粉はグリアジンの含有量が多いため、消化しづらいです。
グルテンフリーなの?
スペルト小麦はグルテンフリーではなく、グルテンが入っています。
アレルゲンであるグリアジンはスペルト小麦のほうが多いそうです。
アレルギーの人でも食べられるの?
スペルト小麦のほうがグリアジンが多いのですが、ヨーロッパでは小麦アレルギーを持つ85%から90%の人が食べても発症しなかったといわれます。
アレルギーの人は医師に相談してから試してください。
まとめ
スペルト小麦はグルテンフリーではないので、アレルギーの方の代用には慎重になるべきです。
ブログ主は試してみたところ、普通のパンを食べた時のような体の重だるさがなく、逆に軽く感じました。
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