スーパーや百貨店で買ったあんみつ食べ比べ

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ブログ主はあんみつが食べたくなり、お目当ての郡山製餡のあんみつを求めて、地元のスーパーカブフーズに行ったのですが、売り切れ。

前から食べてみたいと思っていて、この日、やっと買おうと思ったのになかった。ラグノオであんみつを買ったけれど悔しい。

「よし、満足するまで食べ比べて、記事にしよう」こう発想した自分の思考回路がよく分からないですが書きます。

この記事は2022年に執筆されたものです。現在とはあんみつの仕様が異なることがあります。

 

 

今回、勝手にエントリーさせられた不遇なあんみつ紹介

①ラグノオ「あんみつ」(300円)

②榮太郎総本舗「あんみつ・量販店向け」

③新宿中村屋「あんみつ 黒蜜」

④郡山製餡「and3あんみつ」

⑤ドンレミー「白玉&わらび餅のクリームあんみつ」

⑥かんてん舎「フルーツあんみつ黒蜜添え」

⑦山崎製パン「あんを味わうあんみつ」

⑧榮太郎総本舗「あんみつ・黒みつ」

ラグノオ「あんみつ」(300円)

ラグノオはブログ主の地元である青森県弘前市に本社がある和洋菓子のメーカーで、ポロショコラの製造元。東北でチェーン展開しています。

結構、大きな容器でずっしりとしています。

フタを開けると二層式になっていて、上段にあんこ、栗の甘露煮、求肥2つ、みかんシロップ漬け2つ、パイン・さくらんぼのシロップ漬け1つ。下段に寒天、豆という構成。

そして、特筆すべきは黒みつが2袋付き。たっぷりと絡めることができるので、黒みつ好きとしては嬉しいと思います。

上段たちを寒天の上に盛りつけて、黒みつを垂らして実食です。

寒天は柔らかめで歯ごたえはちょっと弱いかもですが、食べやすい。あんこは甘さが強めですが、粒感が多めで、寒天の食感に飽きたころに食べると粒が癒しになってくれます。

求肥は柔らかくて、ちょっともちもちとしていました。それ以外は普通においしかったです。

榮太郎総本舗「あんみつ」

黒飴で有名な榮太郎総本舗のあんみつはスーパーやコンビニといった量販店向けと榮太郎の店で売るタイプの2種類存在します。

ファミマで購入したこちらは春夏限定の量販店仕様。入っているフルーツなどが異なる模様。

中は黒みつ、こしあん、そして、特筆すべきは内ブタです。2重フィルムになっていて、1枚目をはがすと焼きそばの湯きりのように水切りができる仕組み。

あんみつ史上、画期的かもしれません。

無事に水切りを済ませ、フタを開けると、さくらんぼ、黄桃、白桃、パイナップル、みかんのシロップ漬け、蜜豆、寒天がお目見えです。

寒天は柔らかいけれど、弾力があり、こしあんはジューシー感さえあるくらいに瑞々しくむちゃくちゃなめらか。そんなに甘さが強いわけではなくおいしいです。

黒みつはサラサラとしていて、これが寒天とよく絡みます。全てがよく馴染んでいて、一体感のある味わいはあんみつとしてレベルが高いと、まだ2品目なのに感服した次第。

榮太郎を超えるあんみつが出てくるのかと期待半分不安半分です。

新宿中村屋「あんみつ 黒蜜」324円

個人的にカレーのイメージが強い新宿中村屋ですが、和菓子も販売しています。

パッケージを開けると、黒い小袋が2つ。黒みつとあんこですが、ぱっと見見分けがつきません。袋に小さく、ミツと書かれていて判断出来た次第です。

水はフタを赤い線まで開けて、出すタイプ。中の具が出たりしないかとヒヤヒヤしましたが、全く具は出ず、シロップだけ出ました。

盛りつけます。あんこと黒みつ、寒天、赤えんどう豆以外は黄桃、パイン2つ、みかん2つ、さくらんぼ1つの陣容です。

ちょっと小ぶりの寒天は固いハード系で弾力はありませんが、歯ごたえがあり、ザクザクと音がしました。

あんこはしっかりと練りに練られた固いタイプで、豆の繊維が詰まってるようなざらつきさえあり、食物繊維が豊富そう。甘さも強め。

黒蜜はサラサラとしているけれど、甘さは控えめであっさりタイプとあんこといい対比になっている気がします。

フルーツのシロップ漬けはシロップの甘さがちょっと弱い気がしました。全体的にメリハリの利いたあんみつでした。

口コミ新宿中村屋「あんみつ 黒蜜」

郡山製餡「and3あんみつ」(378円)

郡山製餡は福島県にある製餡所で、and3は糖度を3度落としたあんこであんみつを作っているとのこと。

当初、売り切れだったのですが、後日、買いに行ったらちゃんと売っていて本当に良かったです。

あんみつとは思えないおしゃれなパッケージ。

なんとどこでも食べられるようにスプーン付きです。黒みつはついておらず、黒い袋はあんこです。

寒天たちはシロップの海に沈められ、閉じ込められている状態です。

赤いハート型の蒟蒻ゼリーがとてもキュート。フルーツは黄桃、パイナップル、みかんの3種類。緑色の寒天は抹茶味。

寒天もあんこもかなりボリューミィです。そして、寒天は固くもなく柔らかくもなく、丁度いい歯ごたえ。

シロップは甘さ控えめでスルスルと食べ進めやすいです。あんこはしっかりとした粒が残っていて、コクがある甘さ。

一番印象に残ったのは黄桃。歯ごたえが残っていておいしかったです。

【口コミ】郡山製餡「and3」たっぷり粒あんであんこ好きも大満足

ドンレミー「白玉&わらび餅のクリームあんみつ」

スーパーのチルドスイーツコーナーで販売されているあんみつです。今回、食べるあんみつでは唯一、チルドスイーツコーナーが住まいとなっています。

ピンク色の白玉にわらび餅、みかん、イチゴジャム、あんこ、クリーム、寒天とお店のクリームあんみつを小さく再現したような賑やかなあんみつ。

黒みつのシロップの代わりに黒みつのジュレが寒天の中に入っています。これはシロップだと容器からこぼれるからということで、固めてるんだと思います。

黒蜜シロップを別添えしたほうがコストが上がるとかそういう事情があるのかなと想像しつつ、この工夫はすごいなと思いました。

あんこは滑らかなこしあんでこれがべらぼうにおいしいです。艶やかで、甘さ控えめで、水ようかんになってほしい感じの味。

黒みつゼリーは黒みつの風味は弱くて、缶詰のシロップっぽい味のほうが強め。寒天はザクザク食感で少し大きめ。

わらび餅も弾力があっておいしかったです。黒蜜の風味に不満は残りますが、お値段相応のおいしさとお値段以上の楽しさがあるのでコスパは最高だと思います。

かんてん舎「フルーツあんみつ黒蜜添え」(370円)

かんてん舎は新宿中村屋のブランドの一つで、寒天をメインにしたスイーツを販売しています。

カップを外すと、あんこ、黒蜜が入っています。内ブタを少し開けて、シロップを捨てて、あんこと黒蜜を入れるスタイルです。

ただ、これだとシロップが残ってしまうので、中身をザルに開け、別のお皿に入れたほうがいいですね(面倒でも見た目もいいですし)。

小ぶりの寒天に、黒蜜、粒あん、さくらんぼ、杏、白桃、みかん、パイナップル、赤えんどう豆が入っていて、正統派フルーツあんみつといった感じです。

黒蜜はサラリとしていて、キャラメルのような苦みも持つタイプ。

あんこは滑らかで柔らかくて、甘さ控えめなタイプ。

寒天は弾力もありますが、結構、柔らかいです。

黒蜜の苦みといい、上品な正統派あんみつという見た目とは裏腹に、かなりの個性派の味わいでした。

山崎製パン「あんを味わうあんみつ」

スーパーで買えるカップタイプのあんみつです。

カップを開けると、開封の方法が大きな字かつ丁寧に書かれていました。

黒蜜は甘いですが、結構、こうばしさが少なめ。なんかシロップが残っていたのかシロップの甘さが強いです。

あんこは茹で小豆かなってくらいにとてもツブが残っていて、甘さがしっかりとしていました。

寒天は小粒で、少し柔らかめで瑞々しくておいしいです。

榮太郎総本舗「あんみつ・黒みつ」

さっきも榮太郎じゃないかと思う人もいると思いますが、こちらは榮太郎の店舗や百貨店で取り扱われるタイプの太郎です。

フルーツが7種類(みかん、さくらんぼ、黄桃、白桃、パイナップル、ラフランス、ぶどう)も入っていて、手土産や贈答品にもピッタリのゴージャス感。寒天が入っている容器は量販太郎と同じで、焼きそば湯切りタイプ。

開けると、寒天ザクザク。

器に盛りつけると、他のとは群を抜いてゴージャス。フルーツの力ってすごいと思いました。あんこや寒天とかいう豆と海草の集合体とは違う。

寒天は歯ごたえはいいけれど、固すぎず丁度良い。このバランス感覚が最高です。

フルーツはパイナップルだけが水っぽく味がなかったけれど、他はおいしかったです。

で、やっぱりあんこ!

瑞々しくてなめらかでトゥルントゥルン。元が豆だからペースト感はあるけれど、地面に敷き詰められていたら転ぶ自信あるくらいなめらか。

総評

予想外に寒天の食感が色々あって、とても面白かったですね。あんこも個性があって、楽しかったです。

「あれ、この寒天って前に食べたのと一緒だ」みたいなのありました。ただ、たまたま楽天で、業務用あんみつ寒天みたいなのを見つけたので、仕入先一緒なのかもしれません。

いつもだったら、ランキングで発表するのですが、あんこや寒天とかそれぞれ個性が違ったので、あんこと寒天の部門別で発表したいと思います。

あんこ部門優勝

あんこ部門の優勝はドンレミーです。

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榮太郎総本舗という老舗和菓子屋を抑えての優勝。あんこの甘さが丁度良くておいしかったです。

ドンレミーの商品をみるとすごく工夫されていて、スーパーのチルドスイーツ向けの商品開発はすごい制約があると思うんですけど、そこを乗り越えるところもすごいですよね。

榮太郎総本舗はおいしかったですが、個人的に甘すぎました。ただ、あんこは甘いのが好きな人も多いご年配向けの贈答品として選ばれることも多い商品なので、この甘さは必要だと思います。

寒天部門優勝

かんてん舎と新宿中村屋

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かんてん舎も新宿中村屋のブランドなので、結果的に優勝は中村屋ということでしょうか。

柔らかな歯ごたえのかんてん舎と硬い歯ごたえの新宿中村屋はどちらもおいしく、個性も違うため、ランクづけは違うかなと思い、選べませんでした。

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