野菜がたくさん入った豚汁は一見ヘルシーに見えますが、カロリーや糖質が気になっていませんか?
野菜と汁である程度の満足感を得られるので、食べ過ぎ防止にもなるダイエット中でも安心の食べ物です。
今回は豚汁のカロリーやダイエット中の賢い食べ方も紹介するので、ダイエット中の豚汁の食べ方の参考にしてみてください。
- 豚汁って太るの?
- 豚汁のカロリーと糖質は?
- 豚汁と他のスープと比較
- ダイエット中の太りづらい豚汁の食べ方は?
- ダイエット中に特におすすめの豚汁の具材
- ダイエット中には控えたい具材
- ダイエット中でも安心して食べよう!
豚汁って太るの?
豚汁は豚肉が入っているため、味噌汁よりもカロリーが高いです。
そのため、ダイエット中は敬遠したくなりますが、豚肉には脂肪や糖質をエネルギーとして使うためのビタミンBという成分が入っています。
また、野菜も多く、極端に食べすぎなければ太らないです。豚汁を食べた次の日に太ったと感じたら、水分かもしれません。
食べたものが脂肪になるのは48時間ほど必要です。豚汁をおかわりすると、水分量も増えるので、それで太った可能性があります。
豚汁のカロリーと糖質は?
一般的な豚汁のカロリーは121kcal糖質2.25g(1食176g)になります。肉・根菜類などの野菜がバランス良く入っているため、栄養バランスがとてもいいです。
カロリーや糖質は入っている具材によっても変わり、じゃがいもやさつまいもが入ると糖質が上がります。
豚肉も豚バラ肉だとカロリーが上昇します。
豚汁と他のスープと比較
豚汁1人前と他のスープ1人前とカロリーと糖質を比べてみました。
スープ名/カロリー/糖質
豚汁/121kcal/2.25g
味噌汁/31kcal/1.8g
けんちん汁/67kcal/8.93g
ミネストローネ/67kcal/6.06g
ポトフ/195kcal/18.16g
脂の多い肉が入っているとカロリーはとても上がるので、豚汁も汁物の中ではダントツの高カロリー。ただし、糖質に関しては低いです。
豚汁単体だけで見れば、カロリーは高いですが、1食の目安は一般的な運動強度の女性なら600kcalほど。
ごはんと他のおかずと上手に組み合わせて600kcal前後になれば問題ありません。
ダイエット中の太りづらい豚汁の食べ方は?
①PFCバランスを意識
PFCバランスとは炭水化物、たんぱく質、脂質の摂取バランスのこと。このバランスを意識するのが痩せやすい体を作るために必要です。
カロリーや炭水化物の少ない食事ばかり取ると、基礎代謝が落ちてしまい、脂肪を燃焼できない体に変わります。
自分のPFCバランスを計算できるカロリーとPFCバランス(マクロバランス)計算 - 高精度計算サイトというサイトもあります。
②栄養バランスを意識
栄養バランスがいいほうが太りづらく痩せやすいです。PFCバランスが分からなくても手ばかりではかることができます。
全国健康保険協会より引用
ごはんなら両手に乗る分、お肉や魚なら片手に乗る分が大体の目安です。
大体の豚汁のお椀一杯分には片手に乗るくらいのお肉は入っていないので、豆腐1個や卵1個くらいはつけましょう。
②薬味をトッピング
唐辛子や生姜は代謝をアップしてくれるので、消費カロリーが増えます。
たくさんトッピングしてしまうと胃腸などを壊す恐れがあるので、程々の量をトッピングしましょう。
ダイエット中に特におすすめの豚汁の具材
豚肩ロース
豚バラ肉は100gあたり386kcalなのですが、豚肩ロースは100gで253.1kcalです。
もも肉ならばさらに低くなりますが、汁物にすると固くなりがち。豚肩ロースなら煮込んでも柔らかくおいしく食べられます。
豚汁に入れる前に、お肉を茹でこぼすか油を引かないフライパンで焼くと脂肪とアクを落とすことができるので、カロリーも減らせます。
きのこ
きのこは優秀なダイエット食材。脂肪吸収を抑えたり、代謝を高めるビタミンB群も少し入っていて、食物繊維が豊富。血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。
またきのこによって、含まれるダイエット成分が異なります。
しめじはオルニチンが含まれていて、脂肪燃焼に効果的。えのきたけはエノキタケリノール酸が内臓脂肪を減らす効果。
舞茸はMXフラクションが脂肪の分解を高め、血糖値の上昇を抑える効果。自分の好みも考慮して目的にあったきのこをチョイスしてみましょう。
ダイエット中には控えたい具材
じゃがいもやさつまいもは糖質が高いので、食べすぎないようにすることが大切。
ただ、具沢山の豚汁なら、たくさん入れるわけではないので、食べる時にじゃがいもだけ選ぶというような極端な食べ方をしなければOKです。
じゃがいもは糖質は高いですが、食べすぎなければ、ポテトプロテインによって満足感が上がり、逆に食べ過ぎ防止になる優秀なダイエット食材でもあります。
じゃがいもやさつまいもをたくさん食べたい場合、主食としましょう。栄養バランスを整えるため、ご飯などの他の主食はじゃがいもの分を減らすかなくしましょう。
ダイエット中でも安心して食べよう!
豚汁は豚肉が入っているのでカロリーは高いですが、優秀なダイエットメニューの一つです。
豚肉は代謝を助けるビタミンBが入っていて、野菜で食物繊維やビタミンも摂取でき、栄養バランスも優秀。
他の食べ物でカロリーや糖質を調整すれば、ダイエット中でも全く問題ないので、栄養バランスに気をつけて豚汁をおいしく食べましょう。
美味しく食べて楽しく痩せたいなら、目指せ楽やせ!おでんダイエットのやり方とは?メリットやおすすめの具材を徹底解説 - 桜雨のおいしいブログの記事もおすすめです。