大根っておいしいんですけど、中にはエグみを感じるものがあるんですよね。
「なんでー。なんとかしたいー」と調べたところ、下茹でをすると抑えられると知りました。
今までやらなくても別にいいやと思っていたのですが、おいしく食べるためには大切なひと手間。
今回はおでんやふろふき大根をおいしく食べるための大根の下ごしらえの方法を紹介します。
大根の下茹でをする理由
①大根の臭いやアクを和らげる
大根って個体によってエグみがあるので、下茹ですることでそれらを和らげることが出来ます。
ブログ主は家庭菜園もやっていて、植物のこと調べたりしますが、大根に限らず野菜って品種によってもエグみがあったりするんです。
スーパーで品種までは確認できないので、おいしさを追求するなら下茹ではオススメ。
②味を染み込みやすくする
大根を下茹ですると、おでんや鶏大根のような煮物を作った時に味が染み込みやすくなります。
③煮崩れしづらくする
大根の下ごしらえの時に面取りをします。角を丸くするので、煮た時に崩れづらくなります。
こういう丁寧な作業は元々、宮廷とか料亭とか神様へのお供えとか偉い人たちに食べてもらう料理を作る時に行われていたそうです。
そういうところだとできるだけ、煮崩れも防ぎたいし、出来上がりの見た目もよくしたいわけで……ということで、あまり見た目を気にしなければ省略は可能です。
大根の下ごしらえの方法
材料
大根
生米 大さじ1
下ごしらえのやり方
1.大根を切る。皮を剥く。面取りをする。十字に切れ目を入れる
2.鍋にたっぷりの水・大根・生米を入れてから、火にかける。大根が柔らかくなるまで煮る(15分から20分)
3.水で洗ってぬめりを取る
作っていきます
大根を必要な分だけ切っていきます。大根と水の量が増えたら、生米もその分ちょっと増やしてください。この生米が大根のアクやエグミを取ってくれます。
皮を厚めにむきます。余った皮は細かく切って、きんぴらにするとおいしいです。
角をちょっと削って、丸みを帯びせます。
味が染み込みやすくなるように1cmほどの十字の切込みを入れます。
大根を水から煮ます。
竹串を差して、通るまでが目安です。でも、我が家にはそんなものはないので、箸でズブッ!と差します。お客様や偉い人に出すのなら、竹串を買って使いますけど……。
それか、ファミマから焼鳥買ってきて、その串を流用するかも。
大根を洗って、冷ましたら完成です。
おすすめの料理は?
おでんやふろふき大根、煮物など煮込み料理。油を引いたフライパンで大根に焼き目をつける大根ステーキがおすすめです。
大根を美味しく食べよう!
大根の下茹では味を染み込みやすくする以外にも大根のエグミを和らげるにも最適です。
やり方は、
・大根を必要な分を切って、皮を剥く。十字の切れ目を入れ、面取りをする
・柔らかくなるまで煮る(15分から20分)
少しめんどいですが、鶏大根やおでんを作った時の大根のエグみが軽減されるので、ぜひやってみてください。