長年頑固な便秘が悩みでした。
それでも最近は何とか便秘薬を手放せたのですが、出すまでにマッサージやエクササイズなどをやらなきゃいけなくて一苦労でした。とにかく固かったんです。
調べまくって、
なめこ
昆布
納豆
の3つの食材が良いことを知り、取り入れるようになったら、エクササイズや体操、マッサージをしなくても数日に一回は出るようになりました。
頻度は低いですが、お腹に違和感は全くなくスッキリとしていて、とても気持ちの良い日々を過ごせています。
今回は同じように硬くてなかなか出てこないという悩みを持つ人の参考になればいいなと思ったので紹介します。
なめこと昆布と納豆が良かった理由
私が便秘解消に取り入れた食材はなめこと昆布、納豆で、水溶性食物繊維が豊富という共通点があります。
水溶性食物繊維は便を柔らかくする効果があり、出やすくする効果があります。
特に、昆布は薬膳でも便秘解消の食材とされていて効果は抜群。
私の場合の便秘は出るものが、とにかく硬くて出づらかったというのが理由だったので、水溶性食物繊維がてきめんに効いたのでした。
他にも水溶性食物繊維を豊富に含んでいる食品にごぼうがあります。ただ私個人的にごぼうは苦手です。
水溶性食物繊維とは?
水溶性食物繊維はその通り水に溶け出す食物繊維のことで、ゲル状をしています。
そのゲルで便を柔らかくして便通を促進させる効果があるのですが、過剰摂取は下痢の原因にもなってしまいます。
オクラのぬるぬる、ねばねばも水溶性食物繊維の1種で、大麦やオートミール、大豆、切り干し大根、ごぼうにも多く含まれています。
私はたまたま昆布や納豆、なめこが一番生活に取り入れやすかったので、自分の生活に取り入れやすい食材を見つけるのが一番かなと思います。
含有量は食品によってかなり違う
例えぬるぬるねばねばしていなくてもいろいろな野菜果物に含まれていますが、量は種類によってかなり異なります。
例えば同じキノコでもえのきは100グラムあり水溶性が0.4グラム、一方のなめこは1.0グラムです。
便秘解消のためには、不溶性食物繊維2水溶性食物繊維1の割合で食べることが理想とされています。
野菜を意識して食べていても、不溶性食物繊維は豊富でも水溶性は少ない食材は多いです。
なので、意識して水溶性食物繊維を取り入れないと、不溶性食物繊維のほうが多い食事になりやすいです。
便秘改善に効果のあった水溶性食物繊維の食べ方
3食バランスよく水溶性食物繊維を意識して取り入れたことで、便秘改善につながりました。
なめこの場合
きのこのレシピにはなめこを入れるようにしています。
キノコ料理のレシピの中には種類を問わずというものもあって、そこになめこを入れる感じです。
炒めても結構おいしいから、ちょっととろみが付いても大丈夫なものには入れてます。
あとはスープ。色々な野菜を入れて煮たスープを作りおいているので、それに入れてます。ただ、なめこを入れると、吹きこぼれやすいです。
昆布の場合
昆布はとろろ昆布を味噌汁などのスープやうどんやラーメンといった麺類に入れたり料理に使っています。
入れておけば、昆布のおだしも出るので味も美味しくなります。
あとは塩昆布ですね。和え物とかの料理に使っています。
納豆の場合
納豆かけご飯にしたり、お肉代わりにお料理に使っています。独特の風味があるから、料理に使いづらいのですが、お肉がない時に仕方なく使ってます。
食べ方の注意点
水溶性食物繊維は水の中に溶け出すので、スープの場合、水分も飲まないといけません。
一度に大量に食べすぎると、下痢の原因になります。
便秘を改善したいからと無理に昆布だけ食べるというような極端なことはしないでください。
試してみてください
便秘の原因は人それぞれで、ストレスや筋肉不足などが原因の場合は食事だけでは改善しないかもですが、なめこも納豆もとろろ昆布もスーパーで買えるものばかり。
それに、大豆、オートミールや大麦、ごぼう、切り干し大根にも水溶性食物繊維は多く含まれています。
自分にあった食材を見つけて上手に取り入れるのが良いと思います。普段の食事に試してみてください。
特に、昆布は薬膳でも便秘解消の食材とされているので、うどん、そば、ラーメンとかお味噌汁とかにとろろ昆布をちょい足ししてみてください。
ただ、普段料理をしないでお惣菜とか外食が多い場合はどうしても不足しがちなので、手っ取り早く水溶性食物繊維をサプリメントで補給するのも良いと思います。
病気で腸を切除した父は術後、お腹の調子が悪くなったので、以下のサプリを愛飲しています。
私も一時期、お腹のサプリメントを飲んでいたのですが、通販では売っていませんでした。
乳酸菌系のサプリメントはお腹と菌に相性があるのですが、頑固な便秘に悩んでいるのなら試してみても良いと思います。