ベイクドチーズケーキとバスクチーズケーキの違いは?歴史・材料・作り方から徹底解説

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ベイクドチーズケーキもバスクチーズケーキもどちらもオーブンで焼きあげて作りますが、それじゃ結局同じじゃないかと思ってはいませんか?

実は細かい違いがあるのです。この記事ではどのような違いがあるかを歴史・材料・作り方の観点から紹介します。

 

 

発祥・歴史の違い

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ベイクドチーズケーキ自体はポーランド発祥で、セルニックというカッテージチーズとカスタードクリームを混ぜて焼きあげたお菓子がルーツとなっています。

アメリカにポーランド移民たちがこのセルニックを持ち込み、その後、クリームチーズが作られたことにより、現在のよくあるベイクドチーズケーキが誕生しました。

一方のバスクチーズケーキが生まれたのは、スペインのバスク地方にあるラビーニャというバル(酒場)です。

なお、現地バスク地方の人は普通のベイクドチーズケーキとバスクチーズケーキを特に区別せず、どちらもチーズケーキと呼んでいます。

材料の違い

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基本的な材料はどちらもクリームチーズ、生クリーム、卵、小麦粉、砂糖の5つで成り立っています。

ベイクドチーズケーキの場合、クッキーなどで作られたボトム(底に敷かれたクッキーやスポンジなどの名称)、バター、味や濃厚さをコントロールするためのレモン汁やヨーグルトも材料になっていることが多いです。

一方のバスクチーズケーキは前述した5つの材料がメインで、ボトムはありません。型にクッキングシートのような紙を敷き、そこにケーキ生地を直接流し入れます。

バスクチーズケーキはベイクドチーズケーキに比べて、生クリームの乳脂肪分が高く、小麦粉不使用のものが多いのも特徴です。

 

 

作り方の違い

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ベイクドチーズケーキはボトムを用意し、バスクチーズケーキはボトムを用意しませんが、最大の違いは焼き方と時間です。

ベイクドチーズケーキは180度ほどで1時間近くじっくりと中までしっかりと焼きあげることが多く、しっかりとした食感が特徴です。

バスクチーズケーキは200度以上の高温で20分ほどで焼きあげ、高温で焼くことで表面は真っ黒で中はトロリとしたレアの状態を作ります。

ベイクドチーズケーキならば、オーブンがある家ならどこでも作れ、失敗が少ない初心者向けのケーキといわれます。

一方のバスクのほうはオーブンの最大設定温度によっては作ることができませんし、難易度もやや高いです。

味・食感の違い

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バスクチーズケーキは甘さも強めで、ねっとり感も強い濃厚な味わいで、中心部分は半生状態のとろっとした食感が持ち味です。

ベイクドチーズケーキはしっかり焼き固められた特有の重さがありますが、味と食感ともにバスクチーズケーキよりも幅があり、一概には言えません。

 

 

二つのチーズケーキを食べ比べてみよう!

バスクチーズケーキもベイクドチーズケーキの一種ですが、バスクは一般的なものに比べて、高温短時間で焼きあげ、濃厚な味わいと中心部が半熟状になっているのが特徴です。

ベイクドチーズケーキは180度程度の温度で1時間近く焼きあげ、味と食感に幅があります。

ぜひ機会があれば、2つを食べ比べてみてください。

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