数年前にテレビでいもジェンヌというさつまいもを観て、おいしそうだと感じました。
ただ、その時は生産量が少なかったため、スーパーで販売しておらず買えずじまい。
そうしたら、最近、私が住むスーパーで販売していたため、ようやく食べることができました。
いもジェンヌとは?
紅はるかのブランドの1つ
いもジェンヌはいもの品種ではなく、新潟県新潟市西区で栽培されている紅はるかのブランド名です。
元々は葉タバコを生産していた農家さんが、葉タバコの需要がなくなったため、さつまいもの生産を始めたそうです。
西区は砂丘地帯のため、さつまいもと相性が良く、おいしいさつまいもができたとのこと。
長い間地元以外ではなかなか出回らなかった
おいしいと大評判のいもジェンヌですが、生産量の関係でなかなか地元以外に流通することはなかったとのこと。
現在、農業は後継者不足などが叫ばれ、生産量が低下しているという話も聞きますが、いもジェンヌは私が住む地方スーパーにも出荷されています。
生産量が増えているようで、サツマイモ好きとしては嬉しいです。
収穫時期と流通時期
9月下旬から10月末に収穫され、10月から2月の間で回ります。
さつまいもは収穫後、貯蔵して熟成することによりでんぷんが糖に変わり甘くなります。
そのため、収穫直後のものを買った場合、あまり甘くないかもしれません。
少しでも甘みが増したものが良いという場合は収穫直後のものではなく年明け後に購入したほうがいいでしょう。
食べてみました
焼きあがったさつまいもを割ってみると、とてもしっとりとしていました。
断面です。
食べてみると、しっとりとしていて口当たりはなめらかです。
ねっとり系のような口の中にくっつく感覚もホクホク系のような口の水分がなくなるような感覚も全くなく食べやすい。
甘さは上品だけど、しっかりとしています。
安納芋よりは甘くないけれど、紅あずまよりも甘いので、ベタベタに甘いのは嫌だけど、しっかり甘みを楽しみたい時におすすめ。
無糖のホイップクリームを添えてみると、甘さ控えめのスイートポテトというかケーキみたいな味になりました。
ケーキを食べたいけれど、砂糖不使用のものを食べたいという時には無糖ホイップがおすすめです。
ホイップクリームの脂肪分が気になる方は水切りヨーグルトでもポテト入りのレアチーズケーキっぽい味わいを楽しめるかもしれません。
いもジェンヌおすすめトッピング
上品な甘さなのでそのまま楽しむのが一番だと思いますが、無糖のホイップクリームを添えるとケーキのようになります。
市販のケーキが甘すぎて嫌やもたれるという方はぜひ無糖ホイップクリームを添えましょう。
バターもおいしかったです。
いもジェンヌはこんな方におすすめ
上品な甘さのさつまいもが好きな方
甘みは強くないので、市販の和菓子やケーキが甘すぎるけれど、甘いのが食べたいという時におすすめ。
しっとり系が好きな方
ある程度の水分があるため、ホクホク系は食べづらいしという方も安心して食べられます。
また、ねっとり系のべたべたも嫌いな方もおいしく食べることができるでしょう。
紅天使はこんな方にはおすすめしません
強い甘みが好きな方
安納芋や紅天使や熟成シルクスイートのように強い甘みがウリのさつまいもが好きという方には向きません。
ねっとり系とホクホク系が好きな方
いもジェンヌはしっとりがウリのいもなので、それ以外の食感が好きな方は満足できないでしょう。
いもジェンヌはどこで買える?
いもジェンヌは一部のスーパーなどの実店舗でも取り扱われていますが、ネット通販もあります。
時期的なものもあるのでしょうが、私がAmazonと楽天市場を検索したら、取り扱われていませんでした。
JAタウンにはありましたので、通販したい方はJAタウンからお買い求めください。
JAタウンは全国のJAの産直モールみたいなサイトで、各地のJAから野菜などの特産品を取り寄せることができます。
馴染みがある楽天やAmazonで通販したいという方は、いもジェンヌと同じ品種であるシルクスウィートを通販するのがいいのではないでしょうか。
こちらも熟成したやきいもはしっとりねっとりでとても甘くておいしいです。