いつものスーパーに行くと、見慣れないさつまいもが販売されていました。
その名も旭甘十郎。
さつまいもの脇には旭甘十郎のポスターまでありました。
気になったので買ってみました。
旭甘十郎とは?
JA茨城旭村のブランドさつまいも
旭甘十郎は茨城県鉾田市にあるJA茨城旭村が栽培しているもので、品種は紅はるかやシルクスイートなどです。
厳しい規格に合格したもののみが旭甘十郎として出荷されています。
4月から5月頃に畑に植えた後、150日間栽培し、その後、1か月間以上貯蔵して甘みを増やしてから出荷されるとのこと。
かなり太いイモなので、旭甘十郎の規格は一定以上の太さが必要なのでしょうか。
全国的には出荷量が少ない
実店舗の取り扱いについては、2020年1月、現在関西や北陸の一部スーパーや茨城県鉾田市のスーパー・産地直売所で取り扱われているようですが、全国的にはまだまだ出荷量が少ないようです。
一度、焼いたさつまいもを冷やすのがおすすめ
この旭甘十郎は一度、焼いてから冷蔵庫で冷やしてから食べると甘さが増しておすすめとのことです。
今回は常温で食べました。
食べてみました
かなり長い時間、焼いたので皮が結構焦げた部分が多かったです。
私は皮も食べる派なので、もったいないことをしてしまったなと思いました。
もうちょっと回してあげれば焦げづらかったかもしれません。
一度に1本は食べきれないので、半分は家族にあげました。
大きなイモなので、家族と分けたり、食べきれない分は冷凍にして食べるのがおすすめ。
断面はしっとりです。
食べてみると、食感はしっとりとホクホク感の両方があります。
蜜芋のようなねっとり感も紅あずまのような強いホクホク感もなく、食べやすいです。
甘さも程よく甘すぎるのは嫌だけど、甘さ控えめも嫌という本当に程よい甘さです。
紅あずまと安納芋の中間といった甘さ。
普段はさつまいもが好きではない父も、「食べやすいし、おいしい」と言っていました、甘いものを普段食べない母も、「甘さが丁度いい」と言っていました。
旭甘十郎はこんな方におすすめ
程よい甘さを楽しみたい方に強くおすすめしたいです。
幅広い人に受け入れられやすい味と食感のさつまいもだと思います。
食感もホクホク感としっとり感の両方を感じられるので、さつまいも感を感じつつとても食べやすい味。
旭甘十郎はこんな方にはおすすめしません
さつまいもは丸ごと焼いたり蒸したりしたいけれど、短時間で終わらせたいという方は向いてません。
旭甘十郎は大きいので丸ごと調理では時間がかかります。
今回、旭甘十郎は焼き芋焼き用の鍋で焼いたのですが、半日かかりました。
調理時間を短くするには切るしかないのですが、生のいもは固いので気をつけてください。
旭甘十郎はどこで買える?
旭甘十郎はまだまだ流通量が少なく、茨城以外のスーパーで見かけたら即買いがおすすめ。
ただし、楽天市場などのネット通販では取り扱いがあるので、欲しい方はネット通販をするのがおすすめです。
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