鳥羽シェフのYou Tubeで見たフレンチトーストを作って食らう話

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おいしいフレンチトーストを作りたいという思いから、最近、色々なフレンチトーストを作ってはこのブログに記録してきました。

今回はテレビでもおなじみの鳥羽シェフのユーチューブに登場したフレンチトーストを作っていこうと思います。

 

 

どのようなフレンチトーストなのか?

詳細は以下の動画から確認できます。

https://www.youtube.com/embed/4pKFyFh2ioA?feature=oembed

材料を卵液に浸して、寝かせる。焼く。オーブンでも焼く。キャラメリゼするが基本作業です。普通のフレンチトーストよりも圧倒的に多い工程。

上記のようになんの罪もないパンを3度ほど火攻めにしています。

でも、おいしそうなので作っていきます。

仕込みたい

まずはパンを卵液に浸したいのですが、前回、フレンチトーストに卵液が染み込まないという失敗をしてしまいました。

今回使用するパンは失敗した時と同じ手作りしたものを使うのです。このままでは二の舞いになってしまいます。

詳細は以下の記事。

www.sakurameblog.com

一応、卵液が染み込みやすいようにフォークで穴を開けてみたりもしたのですが、卵液が染み込まない原因の一つはパンの水分量が多いのも原因だそう。

フレンチトーストに求められるのは常に肌に水分を抱え込める若い女子のような若いパンではなく、風雪を耐え凌ぎ、努力をしても肌から潤いも水分も抜けていき、頼れるのは美容外科と美容家電という歳いった女なのです。

ブログ主は肌及び外見については諦めました。もう美は手放しました。肌は骨と身を隠す皮でしかないとケアについては放置です。女子力はゼロどころかぶっちぎりでマイナスです。

若い女子がごとく潤いたっぷりのパンをブログ主のような枯れ草のようなパッサパサにするしかありません。どうすればいいのか調べたところ、オーブンを予熱し、電源をオフにしてその中に入れておくというものを見つけました。

短時間しかできないため、あまり効果はなさそうですが、やってみます。

仕込み

レシピだと食パンを3枚も使うのですが、食べきれません。使いたいのは1枚です。卵も4つも使ってます。もったいない。

そのため、今回は卵に合わせて、1/4量ずつにします。生クリームはないため、溶かしバターを加えます。

今回のレシピは以下です。

 

・食パン1枚

・卵1個

・グラニュー糖15g

・牛乳60ml

・溶かしバター10g

・キャラメリゼ用グラニュー糖15g

 

元のレシピでは入っていたベーキングパウダーですが、これは入れるとふっくらと焼けるそうです。少量だけなので、開封するのがもったいないので入れません。

生クリームは牛乳プラス無塩の溶かしバターで代用します。

無事に卵液に沈めました。

明日になれば、卵液程度では消火できないほどの苛烈な火刑が待っています。でも、あなたはそんなことは気にせず、そもそも、まだその事実を告げていませんでした。

何はともあれ、それでは、良い夢を見てください。

焼きましょう

オーブンを200度に予熱しつつフライパンで焼いていきます。染みたのは染みましたが、卵液がちょっと足りなかったですね。

この時、卵液の袋にまだ少し液が残っているのを見つけ、咄嗟にパンをフライパンから袋に戻し、軽くもんでいました。そうしたら、染みた。なんとかなったのだろうか……。

中弱火2分くらいで焼き色を付けていきます。フレンチトーストにとってはいきなり火攻めなので、最悪の寝覚めでしょうがまだまだ終わりません。

ちなみに、切り口の部分も焼いて、しっかりと焼き目を付けます。

ここから、耐熱皿に入れてオーブンで3分焼きます。

焼くと、さらにカリッと感が増しました。

昨日作った栗原はるみさんのものと比べて、オーブンの時間が短いので中にもっちり感というか潤いが残っている感じがします。

ここから、キャラメリゼをします。

砂糖は必ず白いものを使ってください。てんさい糖だと変な風味が出ます。今回は洋菓子作りで一般的に使われるグラニュー糖を使っています。

中火で砂糖を溶かして、茶色くなるまで待ちます。茶色になりすぎると苦くなりますし、色が浅いと甘いだけでおいしくありません。正直、丁度いいを見極めるには慣れが必要です。

ブログ主はプリンを作った経験から多少慣れていたのが幸いしました。人間、どこで何が活きるか全くわからないものです。

今回はあまり苦いと嫌なので、あまり焦がしませんでした。

パンに砂糖を絡めて、台に置いて砂糖が固まるまで待ちます。すぐに固まるので温かいうちに食べることができます。

食べます

今日はいつもの林檎の皮ジャム乗せヨーグルトと玉葱の味噌汁です。まだまだジャムがあるので、当分はこのジャムです。

焼いた時は中に卵液が染みていないと思ったのですが、途中の荒業のおかげで中まで卵液が浸透しました。

味ですが、中はふわふわトロトロで、外側はカリカリで本当においしいです。

外側がカリカリしてるのはオーブンで焼いてるからで、それに拍車をかけているキャラメリゼもポイントだなと。

やっぱりプロの手の混んだレシピだから、よく考えられてるなーと感心しました。

ただし、このキャラメリゼは時間が経つと溶けてしまうので、温かいうちに食べたほうがいいです。

今回は卵1個分で材料を少なくして作ったのもあるんですが、もっと卵液を吸わせてプルプルにしてもいいなと思いました。ただ、そうするとパンが柔らかくなりすぎてキャラメリゼしづらくなりそう。

箸とスプーンを駆使していつも作るのですが、卵液を吸って柔らかいフレンチトーストの場合はトングが必要かも。

そういうわけで、今回の反省点を踏まえて、食パン4枚切り1枚に対し、卵液は卵1個、牛乳70ml、溶かしバター20g、砂糖15gくらいがいいかな。

バターは牛乳に置き換え可能です。素人が好きで投稿しているブログ記事なので、上記のレシピでやろうとする人はまずいないと思いますが、一応。

上記のレシピで試作していないので、試そうとしないでください。