今回紹介するカレーは材料も手順も多いので、難易度的には中くらいだと思います。豚バラブロックも結構お高いので、積極的に作るのをおすすめはできないですが、味はべらぼうにおいしいです。
ちょっと作りづらいレシピにはなっていますが、興味がある方はご覧ください。
材料(2~3皿分)
豚バラブロック 200g
塩A 小さじ4分の1
コショウ 少々
植物油 大さじ2
スライス玉ねぎ 1個
すりおろししたにんにくと生姜 各1かけ
トマトピューレ 大さじ2
無糖ヨーグルト 大さじ1
カレー粉 大さじ1
塩B 小さじ4分の1
料理酒 大さじ2
はちみつ梅干し 2個
水 200ml
玉ねぎの代用品について
今回、玉ねぎをあめ色になるまで炒めます。この作業が大変という人は市販のあめ色玉ねぎ70gを使いましょう。
炒め玉ねぎペーストでも代用可能で、玉ねぎ一個分のペーストを入れます。
材料費
今回は割引の豚バラブロックが手に入ったので、400円くらいで作れましたが、普通は500円くらいだと思います。
日持ちと保存方法
粗熱が取れたら、冷蔵庫へ。冷蔵保存で3日ほど。
冷凍の場合は冷めてからジップロックに入れ、冷凍庫へ。電子レンジで解凍する時、必ずジップロックから出してください。
作り方
1.豚肉を食べやすい大きさに切り、塩Aと胡椒を揉みこみ、冷蔵庫で1時間以上寝かせる
2.豚肉にこんがりと焼き目がつくまで、フライパンで焼く
3.フライパンにサラダ油、スライスした玉ねぎを入れ、あめ色になるまで炒める
4.にんにく、しょうがを入れ、香りがするまで炒める
5.トマトピューレ、ヨーグルトを入れて混ぜたら、カレー粉、塩Bを入れて混ぜる
7.豚肉を入れて馴染ませるように混ぜる
8.日本酒と水と梅干をちぎって入れ、沸騰させたら、弱火で10分煮る
工程別のポイント解説
1.豚肉を食べやすい大きさに切り、塩Aと胡椒を揉みこみ、冷蔵庫で1時間以上寝かせる
塩を揉みこむことで肉の旨みが凝縮します。余裕があれば、一晩置いてください。さらにおいしくなります。
2.豚肉にこんがりと焼き目がつくまで、フライパンで焼く
試作の段階では豚肉はただ鍋に入れて煮ていたのですが、事前に焼いたほうがおいしく仕上がりました。両面こんがり焼いたほうが味がよかったです。
3.フライパンにサラダ油、スライスした玉ねぎを入れ、あめ色になるまで炒める
玉ねぎを20分から30分ほど炒めることになりますが、フライパンやコンロによっても火加減が違うので実際の時間と異なるかもしれません。
最初の2分ほどは中火で放置し、ひっくり返しては放置を繰り返します。
今度は焦げやすくなるタイミングが来るので、火を弱めたり、大さじ1程度の差し水をしたりしながら炒めます。
中火とはフライパンの底面に火の先が当たるくらいの火加減です。ガスコンロの火加減を調節するつまみの真ん中部分ではないので、注意してください。
画像で見ると、もうちょっと炒めても良さそうな色してますね……。
ちなみに、冷凍の玉ねぎを使うと早く色がつくので時短になります。
4.にんにく、しょうがを入れ、香りがするまで炒める
玉ねぎと混ぜながら炒めていると、にんにくのにおいがしてくるので次の工程に進みましょう。
5.トマトピューレ、ヨーグルトを入れて混ぜたら、カレー粉、塩Bを入れて混ぜる
事前にトマトピューレとヨーグルトを混ぜ合わせておくと入れる時が楽です。ヨーグルトは入れる時に滑らかになるまでしっかりと混ぜてください。
もし火加減が中火だったら弱火にしてください。カレー粉は焦げやすいため、火を落とします。
カレー粉の香りがするまで混ぜてください。
6.豚肉を入れて馴染ませるように混ぜる
豚肉が絡まれば次の作業です。
7.日本酒と水とちぎった梅干しを入れ、沸騰させたら、弱火で10分煮る
煮る時にフタはしなくて大丈夫です。底が焦げるのが心配なら時々、かき混ぜてください。
10分煮ると中が馴染んで丁度良くなります。
おつかれさまでした。
どんな味なの?
梅の酸味が感じられるため、普通のカレーよりは少し酸っぱいです。豚肉は弾力があり、脂身はプリプリとしていてとても甘いです。
カレーはコクがしっかりとあり、梅のおかげでさっぱりともしていて、ご飯がとても進みます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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