あんバターを見ると心が惹かれてしまいます。そんな自分は最近、スーパーやコンビニでどら焼きにバタークリームが入った商品を複数見つけ、気になってしまいました。
そういうわけで、今回はシャトレーゼ、ファミマ、あわしま堂のあんバターどら焼きを食べ比べていきます。
シャトレーゼ「北海道産バターどら焼き」(129円)
自家焚きの粒あんとバタークリームをとら模様の生地に挟んだ一品で、テレビにもたびたび取り上げられてきました。
素朴な疑問ですが、なぜとら模様なのでしょうか。生地を触った感じはふんわりしっとりとしています。
中にはあんこを囲うようにバタークリームが入っているのが見えます。
あんこは粒感がほどよくありますが、かなり甘さが濃く、今どきのお菓子にしては強烈な部類の甘さです。
生地は食べてみるとちょっとパサつきもありました。味は甘さの中にかすかにしょっぱさがありました。バタークリームは塩気があるタイプですが、ミルキーさが弱め。
全体的にかなり甘さが濃いので、昔の和菓子を彷彿とさせます。
ファミマ「あんバタークリームどら焼き」(210円)
粒あんとバタークリームが入っているこちらは温めるとさらにおいしくなるそうです。
綺麗なまんまるな生地はすごくしっとりとしていて、手にくっつきます。
半分はそのままで、半分は温めてみます。
まずはそのままで、粒あんは粒感がしっかりとあるタイプで、甘さはちょっと強めですが、食べやすいです。ちょっと固めのバタークリームは塩気が強めで、ミルキーなコクもあってすっごくおいしい!
生地は一切のパサつきがなく、手にくっつくようなしっとり感がたまりません。
温めると、バターのミルキーさや塩気、あんこの甘さが強まりました。
何よりバターが柔らかくなって、あんこと馴染みやすくなったのと口どけが良くなったおかげで、よりミルキーさを感じられます。格段においしさがアップしていて、驚きです。
あんことバター両方ともたっぷりな上に、バターはしっかりとしたミルキーと塩味があって文句なしにおいしいです。これはリピしたい商品です。
あわしま堂「塩バターどら焼き」(105円)
今回、ぶっちぎりで安かったのがこちらの塩バターどら焼きで、スーパーの常温コーナーで見つけました。これだけ商品名に塩が入っていますが、どれだけ塩気が効いているのか気になります。
生地はかなりしっとりとしていて、砂糖特有のべたつきを感じらます。なんというか、この手の生地は昔のどら焼きに多かった印象があります。
あんは結構つぶつぶしていて、味はかなり甘いです。一方のクリームはミルキーなコクとしょっぱさがあり、あんこと合わさるとお互いを引き立てあい、とてもおいしいです!
値段が安かったから期待していなかったし、発酵バター入りとはいえ、マーガリンだからミルキーさもないだろうと思いましたが、侮ってしまい、すみませんでした!
105円でこのミルキーさはすごいし、あんとバタークリームのバランスも丁度いいです!
シャトレーゼよりは甘くないのですが、結構甘さは濃いので、どちらかというと甘党の人におすすめします。
一番おいしかったのは?
一番おいしかったのはファミマ「あんバタークリームどら焼き」2番目があわしま堂「塩バターどら焼き」3番目シャトレーゼ「北海道バターどら焼き」でした!
ファミマはチルドスイーツゆえにクリームが一番おいしく、これが決め手となりました。レンチンを推奨するところも面白いし。シャトレーゼは甘さが強すぎる上に、バターもあまりミルキーじゃなかったのが残念でした。
一番驚いたのがあわしま堂。105円という最安値ながら、クリームのコクやミルキーさがきちんとあり、とてもおいしかったです。コスパと味のバランスなら、1位のファミマよりも断然こっちです。