ヤマザキの雪苺娘はおいしい。大福の皮にホイップクリームとスポンジが入っているだけなのに、年に1回は食ってしまう。というか、年に1回しか食わない。まさに、年越しそば的扱い。
今回はそんな行事食ヤマザキのおいしいスイーツである雪苺娘を自分で作ってみました。
レシピと作り方は別記事にしています。興味があればどうぞ。
雪苺娘はもう成人済み
山崎製パン | 商品情報 | 商品情報[洋菓子] | 雪苺娘より引用
まず初めに、雪苺娘の発売日は1998年。すでに立派に成人を迎えているのです。娘という呼称は成人女性に失礼な気もしますが、ご本人が名乗っているのだから仕方ありません。
女は年齢は操れます。そのいい例が声優の井上喜久子さんです。ブログ主の好きな漫画「ああっ女神さまっ」のヴェルダンディやスマホゲーム「シャドウバース」のイリス役を演じているこの方は何年経っても17歳です。未成年です。
次元を超越してしまうのが女という生き物なので、雪苺娘も超越していることがわかります。
作る前に大事なこと
今回、苺を買い忘れるという決定的なミスをしてしまいました。しゃーねー、いちごは抜く。
材料用意
今回、用意したのはどらもっちの再現で余ったどらやきの皮、市販のホイップクリーム、もち粉、砂糖、水。使う道具は電子レンジとココット、サランラップ。
作る
この日はどうしてもモンブランを食べたかったのに、買いに行けそうになく、嫌々渋々ながらの作成です。
ココットにラップをして、ホットケーキをくりぬきます。2個取れました。
続いて、求肥です。様々なネット上のレシピを見た結果、1分チンしてかき混ぜたほうが失敗しなさそうという結論に辿り着きました。
3回ほどレンチンして、片栗粉を大量にぶちまけたまな板の上にダイブさせ、広げていきます。
麺棒で伸ばしますが、柔らかすぎる。持ち上げようとするとちぎれる……!
ネットで参考にしたレシピだと柔らかいけれど、扱いやすいと書いていたのに。えぇ?
念能力か何かで持ち上げている前提としか思えないくらいに柔らかい。なんとかならんものかとやってみるも最終的にどうにもならず、
「っざけんなー! コルぁ、✖✖」
と醜い言葉を叫びながら、ゴミ箱に放り投げていました。モンブランが食べたいと思いながら作っているので、そのストレスも合いまった結果です。
さぁ、悔しいので、気を取り直すことはうまくできませんでしたが、2回目の挑戦です。
今回はやっつけ気味に1分レンチンを4回繰り返したら成功しました。
伸ばしても千切れない。これなら、非能力者でも充分に扱えます。
切り分けて、粗熱を取って、ココットに詰めて、ホイップクリームを大量にぶち込んでホットケーキでフタをして、包みます。
ちゃんと雪苺娘を再現する場合はホイップクリームをぶち込んだ時にいちごを押しこんでください。
そして、ひっくり返して出す。出した直後はブサイクな見た目をしています。
形を整えて、大福っぽい姿にすると雪苺娘風の大福ケーキ(いちごなし)が完成するので、大丈夫です。
スーパーで売っている雪苺娘には京都銘菓おたべの求肥使用と書いていますが、こちらの求肥は業スーのもち粉を使用という激安仕立てですが、おいしそうです。
実食
味はいちごがないとはいえ雪苺娘に近いですね。求肥の粉っぽさもバッチリです。ただし、惜しむらくはクリームです。
ホイップクリームが市販のものなので、本家に比べたら乳味感はやっぱり劣ってしまっています。
ただし、簡単に作れるることや生クリームを余らせないことを重視したので、そうやって考えれば、及第点だと思いますね。ただし、いちごのことは言うな、充分わかってるから。