健康にいいといわれるシークワーサーは、収穫時期によってクガニ(黄金)とアオギリ(青切り)の2つに分けられます。
栄養素や味も違ってくるこの2つの特徴と違いについて今回は解説します。
口コミ・青切りシークワーサー100を1ヶ月以上使って感じたメリット・デメリット!
シークワーサーのアオギリとは?
完熟する前のシークワーサーのことをアオギリ(青切り)と言います。名前の由来は実が青い状態で収穫するから。
収穫時期は9月から10月です。大きさは3cmほどで、味は酸味が強く、苦みもありつつも爽やかな香りが特徴になります。
栄養面では完熟したものよりノビレチンの含有量が多いです。ノビレチンとはポリフェノールの一種で、柑橘類の中でもアオギリのシークワーサーが突出して多く含まれます。
強い酸味を生かして、レモンのように揚げ物や焼き魚にかけて使われたり、お酒の割材として使われることが多いです。
シークワーサーのクガ二とは?
完熟したシークワーサーのことをクガニと言い、漢字では黄金と書きます。
収穫時期は11月から12月頃です。大きさは3cmから4センチほどでアオギリよりも少し大きくなります。味は酸味がマイルドになり、甘みがほのかに増します。
アオギリのシークワーサーのようにノビレチンが多いわけではありませんが、クエン酸やビタミンCが豊富なので、栄養面で優れていることに変わりはありません。
アオギリよりは食べやすいので、皮をむいてそのまま食べたり、ジュースに加工されたりします。
シークワーサーのアオギリやクガニの違いまとめ
シークワーサーの完熟前のものがアオギリ(青切り)、完熟後のものをクガニ(黄金)といいます。
どちらもビタミンCやクエン酸が豊富で栄養面に優れていますが、アオギリは苦みと酸味が強く、さらにノビレチンというポリフェノールを多く含みます。
一方のクガニは栄養面ではアオギリほど注目は集めていませんが、甘みが増し、苦みが薄れ食べやすいです。
アオギリもクガニも原液やジュースなどの加工品が出回っているので、興味があれば手に取ってみてください。