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今、地元のスーパーを巡ると、ハウス食品のホワイトカレー、ブラックカレーが目立つところに置いてあります。おすすめなんだと思います。
私、カレーが好きです。週に1回食べてます(これは普通の頻度か)。インドのマニアックなスパイスも通販したことがあります。
というわけでですね、地元スーパー総出で猛プッシュしているホワイトカレーを買ってみました。
ブラックカレーはココア粉末だったかコーヒー粉末が入っていてですね、カフェインが体質に合わないので買わなかったのです。
期間限定商品だそうです。
ルーにはホワイトシチューのなり損ないみたいに中途半端な色がついています。
ターメリックやとうがらしといった色がついてしまうスパイスを極限まで減らし、小麦粉や米粉を低温で加熱することで粉の色づきも抑えているそうです。
ターメリックは黄色の色をつけるスパイスになります。とうがらしは辛さと赤みのスパイス。
ターメリックは土臭い生姜という匂いで味は苦いのですが、他に代替が効かないカレーのレギュラースパイスです。
作り方は箱の裏に書いてます。
原材料はチーズパウダーやクリーミングパウダー、ホエイパウダー、生クリームなど乳製品っぽい言葉が羅列されています。
作っていきます。
肉と野菜を炒めます。
今回は予算や食材の都合で玉葱と人参だけですが、おすすめはきのこです。
このカレーはカルシウムたっぷりの牛乳で作るのですが、その時、カルシウムの吸収率を高めてくれるのがきのこのビタミンDなんです。
ビタミンDは日光に直接当たることでも体内で作られますが、日焼け止めとかする事情から日本人の多くが不足している栄養素です。
女性は閉経後に骨粗鬆症のリスクも上がってしまうのですが、カルシウム+ビタミンDでしっかりカルシウムを補給すると少しは予防になると思います。
きのこじゃなくても鮭にも入っているので、鶏肉を鮭にしてもいいと思います。
水を入れて具材だけを煮ます。15分後にくすんだ黄色をしたルーを入れます。
ルーを溶かし入れると、カルダモンの香りがぷわわーんと漂いました。
カルダモンはスパイスの女王と呼ばれる華やかな香りと高価さが自慢で、乳製品とフルーツとの相性が抜群です。
女王様だけあって、健康効果も抜群で、消化不良、脳の血流を増やす、体を温めるといった効果があり、インドのみならずスウェーデンなどの北欧でもなぜか多用されます。
ちょっと煮込んだら、牛乳を入れてさらに煮込んで完成です。今回は牛乳がないので、豆乳を入れましたがルーの見た目はパッケージのカレーと一緒でくすんでいます。
ホワイトというよりオフホワイトとかクリームイエローのがしっくりくる気がする。やっぱりターメリックを少しでも入れると、黄色っぽさが追加されますね。
お皿に盛りつけてみました。
食べてみると、作っていた時に散々感じたカルダモンはそんなに感じないんですよ。
公式サイトではクミンと書いていましたが、コリアンダーを感じました。
スパイスの風味や味の感じ方はその時の体調や気分によっても左右されるので、たまたまそう感じたんだと思います。
味はまろやかでクリーミィでとてもおいしいです。辛味は個人的にはそんなにないです。普通の中辛よりも辛くない感じ。
乳製品で辛味がマイルドになってるのかも。ただ、ターメリックととうがらしが少ないだけなので、カレーの味や風味はしっかりとあります。
ホワイトシチューにクミンとコリアンダーを入れたら、こんな味になるんだろうなと思いました。
豆乳で作っても充分にコクもあり、まったりクリーミィでおいしいですが、牛乳で作るともっとコクが追加されたのかもしれません。
おいしいんですが、こういう変わり種のカレーって家族に出しづらいなーとも思うんです。
やっぱりスタンダード好きな人っているし、かつ料理しない人に限って、普通のが食いたいとか不満を垂れ流したりしますよね。
私の父と母は年を取ったからか前よりもスタンダードにこだわらないからいいんですけど。
よくあるカレーよりも乳製品が多くてヨーロッパチックな味なので、付け合せはピクルスとか卵をたっぷり入れたタルタルソースがいいと思います。
お肉の量が少ないので、薄い豚ロース肉をカツにして添えてカレーをソースのようにするのもいいかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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