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カフェインが極度に苦手な体質である私にとって、コーヒーやココアで作られたティラミスは憧れの食べ物です。
憧れを憧れのままにしておきたくない。
そう思った私は代替食品として知られるキャロブやチコリコーヒーを購入。
もちろん、キャロブとチコリコーヒーは本物のカカオとコーヒーではありません。
例えるなら、本人不在の影武者です。
そのため、普通にティラミスを作ったら、風味が劣るという欠点があるのです。
かつて食べたティラミスが忘れられない……!また食べたい!
しかし、買って食べてしまえば最後、体調に異変が起こる。そんな思いをしてまでも食べていい食べ物じゃない。
ならば、本人不在の影武者たちで作るしかない!
……という、普通に考えれば少し面倒くさい方向に私は進むことにしました。
材料(4〜5人分)
ベース・クリーム
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マスカルポーネチーズ:250g
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生クリーム(高脂肪のものがおすすめ):200ml
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卵黄:2個分
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卵白:2個分
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グラニュー糖:80g(卵黄用40g・卵白用40g)
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バニラペースト:適量
今回は思い切って脂肪分47%という特濃型生クリームをどっさりと使いました。
ビスケット層(コーヒー液)
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ビスケット:適量
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チコリコーヒー(粉末):大さじ2
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お湯:150ml
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はちみつ:大さじ1.5
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ブランデー:大さじ1(風味づけ用)
今回のビスケットはスーパーで特別に安かったココナッツサブレを使いました。
個人的にサブレのココナッツのサクサク感が邪魔に感じられ、あと、厚みもうすすぎたと感じました。
厚みのあるビスケットのほうが食べ応えがあると思うのでおすすめです。
そして、必ず入れてほしいのがはちみつとブランデー(ラムでも良さそう)。しっかりと香りをつけることで、ワンランク上のおいしさになります。
仕上げ
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キャロブパウダー:適量
- シナモン:少量
キャロブパウダーの香りの弱さをシナモンで補いますが、かけすぎるとシナモン味が強くなるので少量で。ほんのり香り程度を目指してください。
作り方
1. 下準備
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マスカルポーネチーズは冷蔵庫から出し、室温に戻して柔らかくしておく。
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ボウルを3つ用意する(卵黄用、卵白用、生クリーム用)。
2. チコリコーヒー液を作る
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ボウルにお湯(150ml)を入れ、チコリコーヒー、はちみつを加えてよく混ぜて溶かす。
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粗熱が取れたら、ブランデー(大さじ1)を加えて混ぜ合わせておく。
3. 卵黄クリームを作る
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卵黄のボウルにグラニュー糖(40g)とバニラペーストを入れ、白っぽくもったりするまで泡立て器でよく混ぜる。湯煎で、ねっとりとするまで火を通す。
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室温に戻したマスカルポーネチーズを少しずつ加え、ダマがなくなるまで滑らかに混ぜ合わせる。
4. 生クリームとメレンゲを作る
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別のボウルで生クリームを7分立て(柔らかくツノが立つ程度)に泡立て、3の卵黄クリームに加えてゴムベラで優しく混ぜ合わせる。
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油分や水気のない綺麗なボウルに卵白を入れ、残りのグラニュー糖(40g)を3回に分けて加えながら、ハンドミキサーで硬くしっかりとしたメレンゲを作る。
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卵黄と生クリームのクリームに、メレンゲを3回に分けて加える。最初の1/3はしっかり混ぜ、残りは泡を潰さないように下からすくい上げるように優しく混ぜ合わせる。
5. 組み立て
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用意した容器の底に、チコリコーヒー液にサッとくぐらせたビスケットを敷き詰める。
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その上にクリームの半量を流し入れ、平らに or ぽってりと広る。
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もう一度、コーヒー液に浸したビスケットを並べ、残りのクリームをすべて流し入れて表面を綺麗に整える。
6. 冷やす・仕上げ
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表面が見えなくなるくらい贅沢にキャロブパウダーと少量のシナモンをふるってラップをして、冷蔵庫で最低4時間(できれば一晩)しっかり冷やし固める。
どんな味なの?

チーズの中でも高脂肪で知られるマスカルポーネと特濃タイプの生クリームを贅沢に使用したティラミス。
冷蔵庫から出して、ラップを剥がし、動画を撮影しながら、
「カロリー……やばいんだろうな……」
作っておきながら、胸がざわつきます。
しかし、ティラミスが私にいうのです。
「カロリーの話をしている場合か?」
ということにしておきます。
スプーンを差し込むと、柔らかいですが、高脂肪分特有のずっしりとした重量感のあるテクスチャ。

これは濃いぞ……。
さらに、胸がざわめきます。
うまいに違いない。
カロリーへの不安よりもおいしさへの期待が高まり、いざ実食。
食べてみると、濃厚なクリーム特有の固さとブランデーの香りが口いっぱいに広がります。
はちみつやバニラ、シナモンも入れているので、複雑な香りと濃厚な甘さとクリームのコクを存分に楽しめます。

クリームが舌に張り付く。
いや、これは張り付くというより、滞在しています。
「もう少しいてもいいですか?」ではなく「ここに住みます」と言っている感じ。
一口目を飲み込む前から、脳内がスパークし、「おいしー!」と絶叫しました。
カロリーへの懸念はロケットの勢いで宇宙へと散っていきました。
理性は「ゆっくり食べろ」と言っていますが、しかし、脳もスプーンを握る手も聞いていません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
私が使ったキャロブパウダーとチコリコーヒーは↓からチェックしてみてください。