ベリーベリースープにバターチキンカレーを食べに行った話

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2024年8月25日。

ル・ブルジョンはインスタでチーズケーキを本日は販売しない旨を告知した。

前日にチーズケーキを逃し、今日こそは手に入れると気合を入れていた私のハートは一気に砕かれた。

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砕かれた物の中に入っていたのはやり場のない憤りや怒りだった。

その思いは外食へと向かった。

バターチキンカレーが食いたい。

いや、この際、バターチキンカレーはなくてもいいし、カレーさえあればいいし。

私はファミマ、ローソンの弁当や吉野家などのチェーン店のメニューを見続ける。

クーラーのない我が家は暑い。しかも、昼に気温がぐんっと上がった。

この暑さがやり場のない憤りと怒りに拍車をかけた。

母も、「冷えた麺が食べたい」と言った。

幸楽苑に向かうことにした。

幸楽苑にはバターチキンはないが、カレーと冷やし中華があったからだ。

行ったのだが、店の外にまで行列ができていた。

こんな暑い中、店の外に並ぶのはゴメンだった。

隣りにあるスーパーのカブフーズで弁当を買おうかと思ったが、再度、頭をよぎったのはバターチキンカレー

現在、このカレーを売っているのはココイチとさくら野にあるベリーベリースープである。

そうだ。

私はベリーベリースープのバターチキンカレーが食べたいのだ。

ココイチのはもう食ったから、大丈夫。ココイチのカレーと比べたいから、他の店のカレーが食いたいのだ。

だから、ココイチにもう一度行くのは嫌だ。

カブフーズのゴーゴーカレー監修のカツカレーでは妥協できない。

私はさくら野へと急いだ。日曜日の昼下がり。車が止まれない可能性もあるが、行った。

レベルが上ったあとにばったり出くわした序盤モンスターを倒すのと同じくらいの歯ごたえのなさで、あっさりと止めることができた。

そして、ベリーベリースープである。この店はスープ専門店と謳っているが、オムライスもナポリタンもある。

スープだけでは成り立たないのだろう。

隣にサイゼリアができてからは粕汁なども販売するようになった。大変なことである。

今回の目的はバターチキンカレーである。

壁に貼り出されているメニューを見たら、バターチキンカレーのカロリーは1026kcalだった。

あまりのカロリーの高さに慄き躊躇した。

成人女性の1日の摂取カロリーは1500kcalほどが良いとされているからだ。

ココイチのバターチキンカレーですら956kcalという3桁に収まっている。まぁ、どちらも似たりよったりだが。

だが、バターチキンカレーは生クリーム、バターのような高カロリーな食品をたっぷりと入れたカレーである。

このカロリーの高さに、しっかりと生クリームとバター入れときましたよというメッセージが暗にこめられているような気がした。

私はここまで来たのだから、あとには引けない。

なにせ、世界は分断され、戦争やらのリスクも高まっているというし、異常気象による経済リスクもある。

森永卓郎によると今後、株価は下がるという(同氏は昔から似たりよったりのことを言ってる気もするが……)。

ある人は来年、日本で大災害が起こるという夢を見たという。

つまり、世界や日本はいつどうなるかわからないのである。

金持ちではないので、金を蓄えるほどの余裕はない。

平和だったとしても今後、老化が進んだら、バターチキンみたいなこってりな食い物は体が受けつけなくなるかもしれない。

寿命だっていつ来るかわからない。

それに、毎日食うわけじゃない。

さらに、付け加えたら大雑把にカロリーと値段がほぼ同じ。1円1kcalと考えたら、コスパがとてもいいのではないだろうか。つまり、お得な食べ物なのだ。

未来に不安要素が多いからこそ、個人でできるのは、異常事態でも生き延びることができるようにぶ厚い脂肪を蓄えることくらいである。

私は注文した。

母は冷やし中華を注文した。

リモコンみたいなのが鳴ったら、食い物を出迎えにカウンターへと急がねばならない。

トイレに行き、戻ってきた頃に鳴り、カウンターへと急いだ。

ここまでは順調だ。

なにせさくら野のトイレでは女性たちが並んでいたが、きちんと洋式へと入ることができたのだから。

この店のトイレは洋式と和式が混同しているのだ。和式は入りたくない。

カレーとのご対面である。

カレーの外食歴は数回しかないため、よくわからないが、素人目にはいい面構えをしているように思う。

最初はベジファーストということで、お情け程度の草から食べる。草は草である。今度はカレーを食ってみる。

あまり辛さは感じないが、クリーミィでマイルド。トマトのさわやかさを感じる。とても美味しいカレーだ。

添えられたゆで卵は固茹でである。

とても熱い。口の中をやけどしそうになるが、スパイスの香りとトマトの酸味により止められないし止まらない。

あまりにもおいしい。

チキンはどうやら塩コショウをした一口サイズのチキンソテーにカレーソースが絡んでいるように思われた。

だからか、チキンとソースは馴染んでいないのだが、ジューシーで柔らかで食べごたえがありおいしいのだ。

日頃、節約のため、鶏むね肉、鶏皮、手羽先、手羽元、豚こまをメインにしているからか鶏もも肉のジューシーさに感動すら覚えた。

食べ進めると、口の中に辛さが蓄積してきた。だが、食べられないほどではない。

おいしい。

食後は3階で開かれている催事を冷やかし、食料品売場で野菜などを購入した。

この日の歩数は5700歩だった。

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