8月31日。
ゆっくりと前進をする巨大台風だかの影響で青森県は朝から大雨である。普段、ニュースの類は全く見ないので、母からの情報である。
ル・ブルジョンは土・日曜日しかチーズケーキを売らないので、「大雨により店を閉めます」となったらどうしようとヤキモキした。
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そういえば、一昨日くらいだったかル・ブルジョンがある土手町のシンボル的存在だった中三が倒産した。時代の流れであるが、更地になるそうだ。
淋しくなるが、いつ行っても客がほとんどいなかったから仕方ないなと思う。
11時30分。雨は上がった。重い曇り空ではあるが。
ルブジョンのインスタにはチーズケーキありますとの文字。
早速行かなければと思ったが、その瞬間、電話が。
そして、結局、出発は12時近くになってしまった。
弘前駅に行くと案の定、駐車場は満車となり、止まることができない。
仕方なく、数回周辺を走り、空くまで待った。
バスに乗り込む。
中土手町で降りるべきか蓬莱橋で降りるべきか迷った。
中土手町のほうが良いだろうとのことで、中土手で降りると店は目と鼻の先だった。
いつもの看板。
店には可愛い苔。可愛いのだが、隻眼ってだけで戦士っぽさがある。
チーズケーキはあっさりと買えた。
店内にはかぼちゃのジェラートもかぼちゃのパイもクロワッサンもあったが、節約のために買わない。
近くのミニストップに立ち寄った。
中三の前を通り過ぎるとチーズスタンドもカプリチョーザもアンティークも閉店。店内には人の気配がするから、片付けでもしているのだろう。
突然の閉店だったから、従業員の人達は次の職探しが大変だと思う。
せめて、事前に閉店を伝えてくれれば、スムーズに転職ができただろうに。
近くのバス停でバスを待った。
2回目の100円バスは冷房がとても効いていて寒かった。
そして、強い雨が振ってきた。
ヒロロを通り過ぎ、弘前駅へ。
降りる場所は乗る場所とは異なっている。
ミスタードーナツへ寄った。
注文したのは母が汁そば、私がホットドッグである。
トリマでミスドのギフトチケットと交換しようと思ったが、ガストやバーミアンに取っておこうと思ってやめた。
ガストやバーミアンのほうがお金がかかるから、支払いの割引にあてたい。
汁そばを一口味見させてもらった。
ずいぶんと澄んだスープだ。
最近、汗を多く掻いているせいか薄味に感じるが、おいしい。
ホットドッグは小ぶりなパンに長いソーセージとトマトソースが乗っている。
熱くて触れない。だが、触らないと食べられない。
パン生地はもぎゅもぎゅと固くて噛みごたえがある。
母がソーセージをじっと見つめてくる。食べたいの？と尋ねると、「ううん」と言う。だが、私は知っている。母はベーコンとソーセージが好きなことを。
ソーセージは塩気があり、パリッとしていておいしい。
周囲の客をうかがうと、若い学生さんたちばかりだ。その中に成人が2人ほど混じっている。
若いお嬢さんたちはドーナツを2個平然と食べている。やはり若いと胃袋もよく伸びるのだ。
男子学生さんはドーナツ食べ放題にチャレンジしているようだった。
帰りはいつものカブフーズで買い物をして、きゅうりを買った。
帰宅後、チーズケーキを食べた。
タルトタイプのチーズケーキで中はとろけて、とてもクリーミィで柔らかい。
酸味はほとんどなくて、ミルキーで後味にはチーズの風味がふわりと広がる。
甘さもほどよく、おいしい。
今日の歩数は3646歩だった。
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今日で無事、父が退院する前に食べたかったものを大体食べきることができた。
外食も外出も楽しいが、経済的にゆとりのない中、父が退院する前にという思いから、今回は無理をした。
これからは週に1回、どこかに行ければ良いかなと思う。
