年に数回だけ無性にドーナツが食べたくなります。ファミマのオールドファッションを買ってみたのはいいのですが、大きすぎて余ってしまいました。
余るのが嫌いなので、食べきりサイズのものが食べたい。もう少し小さいミスドは遠いんですよね。ではどうすればいいかということで、作りました。
材料(4つ分)
小麦粉 大さじ9(80g)
おからパウダー 小さじ1と半分(5g)
牛乳 大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ半分(3g)
卵黄 1個
バター(室温に戻して柔らかくしておく) 20g
砂糖 大さじ1(15g)
ラカントS 大さじ1(15g)
サラダ油 適量
オプションでチョコレート 適量
さじ換算とグラム数に誤差がありますが、しょうがない。グラム数で作ってもらったほうが正確になります。
特におからパウダーは製品によって誤差が激しいかもしれないです。今回使っているのは微細タイプのもの。
材料の置き換えについて
全量小麦粉で作る場合は小麦粉100gで牛乳は抜きます。砂糖はラカントを抜く場合、砂糖大さじ2にします。
全量おからパウダーで作ることはできませんが、砂糖を全てラカントSに置き換えることは可能です。
作り方
1.おからパウダーと牛乳を混ぜる
2.小麦粉とベーキングパウダーをポリ袋に入れ、シャカシャカ振る
3.バターと砂糖をボウルに入れ、よく混ぜたら、卵黄と1を入れて混ぜる
43に2を入れ、混ぜたら、ラップに包んで冷蔵庫で30分から1時間冷やす
5.良く冷やした4を4等分にし、それぞれ穴を開け広げて、平べったくして輪を描くように切れ目を入れる
6.サラダ油を160度から170度に熱し、ドーナツを揚げる
工程別のポイント解説
1.おからパウダーと牛乳を混ぜる
おからパウダーは牛乳でふやかすことで約3.5倍に膨らみ、おからに戻ります。
2.小麦粉とベーキングパウダーをポリ袋に入れ、シャカシャカ振る
ポリ袋シャカシャカをふるいの代わりにします。こだわる人はきちんとふるってください。
3.バターと砂糖をボウルに入れ、よく混ぜたら、卵黄と1を入れて混ぜる
バターが室温に戻っていないとうまく混ざりません。
43に2を入れ、混ぜたら、ラップに包んで冷蔵庫で30分から1時間冷やす
最初はヘラで混ぜます。
以下画像のように混ざったら、手でまとめます。
一つにまとまったら、生地を2つに分けて、重ねて押しつぶすを粉っぽさがなくなるまで繰り返します。こねるとさっくり感が出なくなるので注意しましょう。
下記のようになったら、ラップに包んで冷蔵庫で冷やします。
ラップに包んで冷やしましょう。
冷蔵庫で冷やすことでグルテンが落ち着き、さっくりしやすくなります。
5.良く冷やした4を4等分にし、それぞれ穴を開け広げて、平べったくして輪を描くように切れ目を入れる
ドーナツを作っていきますが、抜き型を使ったほうがきれいな仕上がりになります。
今回は少量の自分用おやつなので、形は二の次にしているので使っていません。
箸でぐりぐりと穴を開けたら指で押し広げ、ドーナツの形にしていきます。
切れ目を入れます。
今回は包丁でやりましたが、竹串とかのほうがやりやすかったと思いました。コンビニから焼き鳥でも買って、残った串で切れ目を入れたほうがよさそうです。
6.サラダ油を160度から170度に熱し、ドーナツを揚げる
フライパン3センチほどしっかりと油を入れます。ケチらないことがしっかりとドーナツにカロリーと美味しさを宿すコツです。
泡が異常に出て吹きこぼれそうにもなり、パニックになりましたが、なんとかなりました。
泡が激しくてもしっかりとした理性で平静さを保ってください。
ドーナツが崩れやすいのでひっくり返す時、ご注意ください。
揚げ終わったら、網の上に乗せてください。油ムッチャ垂れるので、それ見て、「無駄なカロリーが減っている」と希望と安心感を持ってください。
1個崩壊しました。
粗熱が冷めたら、チョコレート1枚(50g)を600ワットの電子レンジで30秒ほど溶かして、ヘラなどで塗ってください。
今回は2個にだけチョコレートを塗ったので、大体、明治のミルクチョコレートで6かけほど溶かして使いました。
どんな味なの?
サクサクでしっかりオールドファッションです。正直、甘さはファミマのオールドファッションのほうが強いので、同じくらい甘くしたいならもう少し砂糖を入れなきゃダメかなと思います。
ただ、個人的にこのドーナツは大好きです。ちなみに、揚げる前40gくらいなのですが、揚げると60gに急激に太るので、吸油率抜群です。カロリーを稼ぎたい人にはお得過ぎるドーナツになっています。
今回は糖質カットのために、一部にラカントとおからパウダーを使いました。
小麦粉100g+砂糖30gの糖質量は103gくらいですが、小麦粉80g+砂糖15gだと約88gと少しだけ減っています。それ以外の材料の糖質は面倒なので計算していません。
誰かのためにきれいなドーナツを作りたいという人は型を利用してください。