1ヶ月ほど前から野菜不足が気になりだし、ポタージュスープを手作りするようになりました。
多めに作り置いて、朝と昼に飲むようになったら、お腹の張りに悩む日が少なくなり、便秘薬を飲む頻度も減りました。
こんな感じでお腹の調子が良くなったので、同じ悩みを抱えている方の参考になればと思い、シェアします。
- ポタージュスープを飲むタイミングや量
- ポタージュスープを飲んで起きた体の変化
- ポタージュスープのメリット
- ポタージュスープのデメリット
- 基本の作り方
- ポタージュにおすすめの野菜
- 保存日数と保存方法
- ポタージュスープ作りに便利な道具
- 作る気力がない時や自分ご褒美には市販品!
- 野菜不足解消にポタージュスープを役立てよう!
ポタージュスープを飲むタイミングや量
冒頭でも書きましたが、朝と昼の食事のタイミングに飲んでいます。
量は100均で買ったマグに入る分だけ。大体150ml〜200ml程度でしょうか。
2週間位で体の変化を感じたので、毎日の継続が大切なのだと思います。
ポタージュスープを飲んで起きた体の変化
①お腹があまり張らなくなった
冷え性や座り作業が多いという事情もあるのでしょうが、お腹がとても張りやすい体質です。
ただ、毎日、ポタージュスープを飲むようになってからはお腹の張りに悩む頻度が減りました。
特に、パンを2日続けて食べた時のお腹の張りはひどくて、苦しさを感じていたのですが今ではありません。ただ、毎日は食べられなくて、3日連続が限界です。
②便秘薬が毎日から2日に1回に減った
家系的なものもあるのですが、便秘薬が手放せません。
前は毎日飲んでいないといけなかったのですが、ポタージュを飲むようになってから、飲む回数を減らすことができました。
③どか食いが減った
夕食にガツガツと食べ物にかっくらいすぎて、早食いになったり食べすぎてしまうことが多かったのですが、それが減りました。
前はお腹いっぱいでもまだ足りなくて食べたいという気持ちが強くて止められないこともあったのですが、今はお腹が一杯になったらごちそうさまが出来るようになりました。
ただ、これは私の事情も関係しているかもしれません。過去に精神的な問題で何も食べられなくなり、家族が、「いつ病院に連れて行こうか」と陰で相談するくらいに激ヤセをしました。
こういう人って満腹や空腹を感じづらくなることがあるそうです。
私も例に漏れず、空腹と満腹の感覚がわからくなっていて、最近、やっと少しづつわかるようになってきました。だから、実際はポタージュは関係ないのかも。
ポタージュスープのメリット
①野菜の栄養が丸ごと取れる
抗がん剤の権威にインタビューした記事を見つけました。
この記事によると、野菜は加熱して細胞壁を壊さないと抗酸化物質などの栄養を体は充分に吸収できないそうです。
充分に野菜の栄養を吸収できたら、がんや糖尿病などの病気予防の一所にもなるとのこと(遺伝などもあるので、絶対に予防できるものではないです)。
また、食物繊維も加熱によって吸収されやすくなり腸内環境も整いやすくなるそう。
前述した抗がん剤の権威の本もあります。
②財布に優しい
私が住む青森県は短命県と呼ばれ、がんや糖尿病が多い地域。父は野菜をほとんど食べない人なのですが、様々な大病をやりました。
今は気がつけば、月に1回から2回ほど腹にガスが溜まりまくって腹が苦しいと病院に駆け込み、そのたびに、数千円の出費です。
野菜スープのほうが安くつくので財布にも優しい。父は身を持って、野菜の大切を教えてくれているのでしょうか。
②食べ過ぎを防げる
冒頭でも書いたとおり、満腹と空腹の感覚が鈍いブログ主は気がつけば、次の食事の時にもお腹が空かないくらいに食べすぎてしまうことがあります。
朝と昼に水分豊富なスープでお腹を膨らませておけば、夜にはきちんとお腹が空いて、おいしく食べることができます。
腹を膨らませるだけなら、水道水でもできますが、生きていくためには栄養も必要です。食事の時は野菜たっぷりのスープのほうが体のためにもなります。
③パンを浸すとただひたすらにおいしい
パンにポタージュを浸して食べるのが大好きです。かりかりに焼いたパンが水分を吸って膨らんだポタージュを口に入れると、とりろと溶けながら消えていくところが好きです。
④普段、食べない部位も使える
最後はミキサーやハンドブレンダーで細かくしてしまうので、大根の皮とか普段食べない部分も使うことができます。
お菓子作りや料理で余ったかぼちゃの皮や野菜とかもどんどんポタージュにできるので、節約にもなります。
それに、野菜は皮のほうにも抗酸化物質が多いので、栄養も無駄なく摂取できるのもポイントです。
ポタージュスープのデメリット
食後の血糖値上昇の抑制効果が少ない
食物繊維たっぷりのポタージュではありますが、実は食物繊維はミキサーなどで細かく撹拌してしまうと血糖値抑制効果が少なくなってしまうのだそうです。
血糖値の上昇を抑えたいのであれば、ミキサーで細かくしないで野菜スープとして楽しみましょう。
基本の作り方
ここでは私流の作り方を紹介しますが、栄養士や料理研究家の先生方といったプロのレシピを知りたい方は「ポタージュ+作り方」などのキーワードで検索してください。
材料
玉ねぎ1/2個、野菜200g、水300ml、牛乳300ml、コンソメ小さじ2、オートミール大さじ1、塩適量、白胡椒適量、ローリエ1枚、バター20g
野菜は家にあるものやその時、食べたいと思ったものを使っています。
上記の分量を基本に、牛乳を豆乳、コンソメを顆粒鶏ガラスープ、味噌大さじ3に置き換えることで、和風や中華味にもすることが可能です。
ローリエはなくても構いません。
オートミールは生米大さじ1で代用可能。とろみを付けたくなければ入れる必要なありませんし、じゃがいもやかぼちゃのポタージュには入れる必要はありません。
作り方
1、玉ねぎと野菜をスライスする
2.中火で温めた鍋にバターを溶かし、玉ねぎがしんなりとするまで炒める。野菜を加え、しんなりとするまで炒める
3.水、顆粒コンソメ、ローリエ、白胡椒を加え、ひと煮立ちさせたら弱火にして、蓋をして15分煮る
4.牛乳を加え、ひと煮立ちさせたら冷ます
5.ミキサーに入れて、撹拌する
ポイント
ミキサーで撹拌しなければ、野菜スープになります。個人的に野菜スープよりもポタージュのほうが好きなので、いつもガーって撹拌してるだけです。
そのため、お好みや気分に合わせてガーッするかどうか決めてください、
玉ねぎと野菜を炒めることで、甘さが引き出されるのと野菜の青臭さが軽減されておいしくなります。また、脂溶性のビタミンの体の吸収率も上げることが可能です。
ただ、油が気になる人やそこそこのおいしさでいいという人は煮るだけでも十分です。
ポタージュは使用する野菜などによって、出来上がりの濃さが違うので、水や牛乳で適宜伸ばして、塩コショウやコンソメなどで味を整えてください。
ポタージュにおすすめの野菜
個人的に、使う野菜は食べたい野菜がない時はその時家にある物かスーパーの見切り売り場で買ったものです。
ただ、白菜やキャベツといった葉物野菜を入れるとお腹の調子が良くなりやすいと感じます。
かぼちゃやさつまいもを加えるとお腹にずっしりと溜まるので、満腹感のあるスープになります。
抗酸化物質を効率的に摂取したいなら、かぼちゃやほうれん草、人参のような色の濃い野菜がおすすめです。
保存日数と保存方法
ポタージュは冷蔵庫で3日保存できます。冷凍庫だと2週間ほど。
冷蔵庫で保存する場合はタッパーに入れます。雑菌が繁殖しづらい抗菌仕様のタッパーもあり、普通のタッパーよりも日持ちしやすいです。
冷凍する場合は1食分ずつ小分けしてジップロックや電子レンジOKのタッパーに入れます。どちらも食べる時に電子レンジで温めます。
冷蔵庫で冷やしたものは耐熱のマグカップに入れて1分30秒から2分ほど。
冷凍のものは3分ほど。季節や機種などによって最適な時間は違うので様子を見ながら加減しましょう。
ポタージュスープ作りに便利な道具
ハンドブレンダー・ミキサー
細かくするのに使います。自分はいただきものの古いミキサーを使っていますが、ミキサーよりもハンドブレンダーのほうが掃除や手入れが楽そう。
こし器
なめらかな食感にするにはこし器で細い繊維を取り除くのが一番です。これとバターや生クリームを多めに使うとお店クオリティのポタージュが出来上がります。
抗菌タッパー
抗菌タッパーは抗菌仕様のため、普通のタッパーよりも腐りづらいというメリットがあります。
ただ、基本は冷蔵保存できるのは3日と考えてください。
作る気力がない時や自分ご褒美には市販品!
ここでは疲れて作る気力がない時や頑張った自分をねぎらうのにも使える市販のポタージュを紹介します。
①淡路島玉ねぎポタージュスープ
淡路島の玉ねぎ農家が作っているポタージュスープでお湯を注ぐだけで完成するタイプ。
②マッシュルームポタージュセット
濃厚なマッシュルームのポタージュで、動物性脂肪、添加物、砂糖、エキス類は不使用。
レトルトなので、お湯や電子レンジで温めても冷やしてもおいしくいただけます。
③グリーンケールポタージュ
ファンケルのポタージュです。健康に良さそう。お湯を注ぐと完成です。
野菜不足解消にポタージュスープを役立てよう!
野菜が不足していた私はポタージュスープを飲むようになっただけで、お腹の張りも気にならなくなり便秘も少しだけですが改善しました。
もし、同じように悩んでいるのなら、野菜スープやポタージュを試してみてください。ただ、すぐに効果は出ないので、最低でも2週間は続けてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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