9月に入り、スーパーやコンビニでは途端に芋栗商品が並び、私は収集したい欲に駆られました。
秋田に本社を持つスーパーのいとくに行くと、ベーカリーコーナーにはやっぱり秋の芋を使ったパンの新商品がありました。
その名も、「紫芋とお芋のパン」です。見た目通りのストレートなネーミングです。
上にさつまいもペーストが絞られています。
カットしてみると、シナモンロールみたいに紫芋のペーストが巻き込まれていました。あと、さつまいもダイスもちょびっといます。
黄色と紫色の組み合わせは何か心に引っかかるものがあります。なんでしょう、これは?
黄色と紫でGoogle検索をしたところ、パンジーが出現しました。
これこれ。これ頭の中に思い浮かびそうになっていたけれど、絶妙のギリギリのラインで思い出せなかったのです。
無事にもやっとが晴れたところで、一口。
上のお芋は焼き芋を想像してください。その味です。だから、ちゃんと甘くておいしいです。
ちなみに、紫芋ペーストは正直、あまり味がしないです。彩り要員って感じ。
パンはよくある食パンとかの生地だと思います。デニッシュとかクロワッサンみたいな油分の多いパンのほうが相性が良かったかも。
想像を上回ることはありませんが、想像を下回ることもないので、安心感のある安定的なおいしさです。
何か甘いパンを手頃な価格で買いたいけれど、失敗したくないという時に安心して手に取れるパンです。
半分をリベイクしてみました。
底が焦げました。
パン生地はサクサクになりましたが、芋ペーストはリベイク前と特に変化がありません。ちょっとは柔らかくなったりするのかなーと思ったのですが。
バターを塗ってもおいしそうですが、家にバターがなかったです。冷蔵庫が壊れているから、バターみたいな長期で保存しておきたいものが買えないんです。
シナモンを振ってみたら、すっごくおいしかったです。甘い香りと芋の甘さがとても良く合いました。
いとくで見かけたら、ぜひ買って、リベイクしてバター(マーガリン)、シナモンをトッピングしてみてください。