Macakeというクラウドファンディングのサイトで面白いフレンチトーストを見つけました。
生憎、ストーブを2台使っても室温10度にも満たない部屋で過ごすために、冬越えの何かのアイテムを購入したいので、フレンチトーストに金を使う余裕はありません。
現在は応援購入は終了していますが、詳細は以下から確認できます。
2分半温めるだけで美味しい!とろふわで、リッチな味わいの「極上フレンチトースト」|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス
どう面白いフレンチトーストなのか?
卵液に4日漬け込んでいます。この部分が面白いなって思ったんですよね。
このフレンチトーストを作ったのは株式会社ソラスという会社みたいです。
作っているのは現隠れ家ワインバルのシェフで、都内有名ホテルの出身とのこと。
それで、フレンチトーストは、
「まるでホテルの朝食!口の中でとろけるような食感がたまらない」
「卵液に4日間漬け込み、究極の「とろとろ感」を実現!一度は食べて欲しい、病みつきの美味しさです!」
引用2分半温めるだけで美味しい!とろふわで、リッチな味わいの「極上フレンチトースト」|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス
上記のように、食欲がそそられる文章がたくさん書かれています。
特に注目したいのが、卵液に4日間漬けこんだという部分。通常のフレンチトーストは長くても一晩なので、4日間も漬けこむとどうなるのか気になりますね。
どんなフレンチトーストなのか
どのようなフレンチトーストなのか画像を引用しながらもう少しを読み込んでいきましょう。
まず、使われているパンは極厚で、丁寧に人の手で焼かれています。
食パンではなく、バゲットを使うことが重要ポイントのようです。
『パンが液体を吸える限界』に挑戦しました。
本商品は、フレンチトーストにバゲットを使用しております。理想のとろとろを実現する際に食パンでは耳が柔らかすぎてしまい、漬け込み続けると自立できず崩壊してしまうからです。
画像を見たところしみしみです。限界まで吸収しているのでしょうか。
食パンでは崩壊してしまう以外にもバゲットを使う理由があるようです。
バゲットを採用したことで、約タイミングでの卵液の流出を最小限に抑えることができました。
卵液の流出問題もバゲットなら最小限に済むとのことですが、通常のフレンチトーストはそんなに卵液が溢れたりしないですよね。ということは本当に極限まで吸い込んでいそう。
大体、把握したので、作っていきましょう。サイトには原材料とかの説明もありましたが、そこまで真似できないよ。
こっちは4日間、漬け込みたいだけなんだから。原材料見ると生クリームとか書いてるけど、余るの嫌だから買いたくないんだよ。
頑丈そうなバゲットを探す
4日間も漬け込むと食パンでは崩壊してしまうので、バゲットを手に入れたい。ただ、そこで気になるのは、どんなバゲットでも大丈夫なのかということ。
貧弱そうなバゲットではやはり食パンが如く崩壊してしまうのではないか。
並のバゲットであってもきちんときれいに焼けるのか。柔らかすぎて、ひっくり返す時に失敗したら、きれいな画像が撮れません。
まぁ、センスが良いわけじゃないから、そんなにきれいな画像撮れないんだけど、少しでもまともに撮りたいのよ。
地元のスーパーから入手しました
地元スーパーのカブフーズからライ麦のバゲット2枚入り180円を入手。輪切りにされています。
無理なく食べ切れる2枚入りで値段が手頃、かつ皮が頑丈そうという理想的購入条件が揃っていました。
防御力及び耐久力が高そうで、多少の水害にはビクともしなさそう。これからの卵液攻めにも耐えられそう。
卵液につけました。
今回は牛乳100ml、砂糖10g,卵1個というスタンダードな配合につけました。
すでに、卵液が不足している感じがしますが、コレは後で継ぎ足すことにします。鰻屋の秘伝のたれ方式です。
溶いた生卵を4日間冷蔵庫に入れておくので腐敗は大丈夫だろうかと心配になったので、冷蔵庫内でも温度が低い氷温室に入れます。でも、焼くから加熱殺菌さるでしょ。
そうだ、サルモネラ菌がうんぬんとか卵だとよく言われるけど、今の日本国内のスーパーで買える卵は殺菌されているので割った直後であれば生食もOKです。
ただ、卵黄は菌が繁殖しやすいので、菌が繁殖しにくいであろう氷温室に入れます。
4日間つけこみました
やはり途中、卵と牛乳を足しました。袋越しからだと分かりづらいと思いますが、水分を吸ってかなり膨れています。
焼きます。すみませんが、画像がとても暗くて申し訳ないです。蛍光灯の電気切れたみたい。
焼き上がりました。
焼き上がっても厚みすごいです。卵液の流出は抑えられたのでしょうか。
フォークで表面を押してみるとすっごくプルプルしているのが伝わってきました。この感覚はプリンに近いです。
やはり卵と牛乳という黄金コンビの手にかかれば、どんなものでもプリンっぽくしてしまうのでしょうか。
切ってみても、どうあがいてもぷるぷるです。
食べてみると、
「うおー! ぷりん! なんでじゃー!」
パンなのに、すさまじいとろけ具合です。パン感が限りなく薄まり、出現したのはプリン。
真ん中を切ってみると、もうパンらしい風景がありませんでした。
出現したのはトロトロの海です。小麦どこ行った?
元がパンなので、完全にプリンと化したわけではなくて、パンもいるにはいます。でも、プルプルでトロトロでむっちゃうまい以外の説明が難しい食感です。
ただ、薄いパンだと味わえない贅沢な味わいではあるだろうなと思います。
あまりにもおいしくて、食べすぎてしまいました。半分は母にあげる予定だったのになー。すまぬ、母ちゃん。
ごちそうさまでした。大満足過ぎて、お腹がパンパンです。