今週のお題「そうめん」ということで、もうそんな時期なんですね。
今回は家にある材料をかき集めて、インドカレーっぽい味わいのそうめんチャンプルーを作っていくことにします。
カレー沼の住人じゃないと持ってなさそうなスパイスも材料にありますが、多少、風味や味は変わっても、そういうのは省略もしくは他で代用可能です。
余ったそうめんの消費や麺つゆ以外の味にしたい時に良いかなと思います。
材料（1人前）
そうめん 1束（100g）
サラダ油 大さじ1
（もしあれば）クミンシード・マスタードシード 小さじ半分
スライス玉ねぎ 50g（中サイズ1個の4分の1）
にんにく・しょうが（すりおろし） 1かけの半分
合わせ調味料
トマトピューレ 大さじ1
無糖ヨーグルト 大さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ半分
顆粒コンソメ 小さじ4分の1
〇コリアンダー（パウダー） 小さじ半分～小さじ1
〇フェヌグリーク（パウダー） 一振り
〇チリペッパー 適量（辛いのが好きな人はたくさん）
〇印はガラムマサラ小さじ半分～小さじ1で代用可能です。
トッピング
温泉卵 1個
冷凍オクラ（解凍しておく） 適量
作り方
1.そうめんを茹でて、洗って水気を切る
2.合わせ調味料の材料を混ぜる
3.フライパンにサラダ油・クミンシード・マスタードシードを入れ、フタをして中火にし、マスタードシードが爆ぜ終わるまで待つ
4.フライパンに玉ねぎ、生姜、ニンニクを入れて、玉ねぎが柔らかくなるまで炒める
5.そうめんを入れ、炒める
6.2で作った合わせ調味料を入れ、炒める
7.皿にそうめん、温泉卵、オクラを盛りつけ完成
マスタードシードとクミンシードを使わない場合は3の工程を省略し、4の工程にサラダ油を加えて、中火で炒め始めます。
ポイント
今回、材料を少量しか使わないので、トマトや玉ねぎだけではコクが出ないので、酒と顆粒コンソメを加えます。
コンソメがない場合は中華風鶏がらスープの素やブイヨンなどの顆粒ダシで代用してください。酒は料理用清酒化白ワインがおすすめ。
余ったそうめんを使う場合は、事前に水で洗ってほぐして、水気を切ります。
カレー=玉ねぎしっかり炒めというイメージがありますが、透明になるくらいでの火通りで大丈夫です。
最初、冷たいフライパンにマスタードシードとクミンシードを入れてから、フタをして中火にします。
マスタードシードが爆ぜるせいで、鍋の中は下記のようになるのでフタは必須です。
マスタードシード「暑いねー」
クミンシード「本当に暑いねー」
マスタードシード「うっ！」
クミンシード「どうした？」
マスタードシード「か、体がっ！ ウ、うわーっ!!!」
バチバチバチ（マスタードシードのバチバチ音）
クミンシード「マスタードシードーッ！」
と、こんな感じで、マスタードシードは散っていきます。見た目的にはなんというか、メガンテが不発して砕け散ることはなかったけど、真っ黒くはなった感じです。
隣で、一緒に暑さを耐え忍んでいた同志が爆ぜて散っていくわけですから、クミンシードとしては恐怖でしょうね。
フタを取った後は順番に炒めていくだけなので、難しい工程はないです。
スパイスは足してもいい？代用は？
コリアンダーの量は小さじ1までなら足しても大丈夫なので、スパイス感を強めたいなら足してください。
フェヌグリークは一振りで充分です。辛味担当のチリペッパーはお好みで加減します。
パウダースパイスはカレー粉でも代用可能ですが、今回はインドっぽさがテーマなのでガラムマサラを代用品として選んでいます。
ちなみに、おすすめはエスビー食品のロイヤルマサラです。辛くないので、辛さの調整がしやすいのが特徴です。
辛さが足りない場合は食べている最中でもどんどんチリペッパーやタバスコなどをお好みで足してください。
おすすめの具
今回、家にめぼしい具がなかったので玉ねぎ以外は入れていないのですが、入れる場合はサラダチキンかツナ50gくらいがおすすめです。
それ以外でももちろんおいしいはずですが、塩加減が変わってくるので、この辺りは味見しながら調節してください。
味は？
そのまんまじゃんと言われそうですが、トマト味が強めのカレー味です。マスタードシードの香ばしさとクミンシードのプチプチ感が食感のアクセントになっています。
ししとう2本か青唐辛子1本の半分を斜め薄切りにして入れると、青くさい香りが加わり、もっとインドっぽくて夏っぽい味わいになります。
加える場合は玉ねぎと同じタイミングで加えてください。青唐辛子を入れると辛さもプラスされるので、辛いのが苦手な人はししとうにしましょう。
トッピングも今回は色味重視でオクラにしていますが、パクチーも合いそうです。他にも生姜の千切りなどこの辺りは好みで色々トッピングしてください。
