ある日の夜に何もおかずがなく、冷凍にマッシュかぼちゃだけがある状況でした。丁度その頃に、ツイッターのTLに絶品いももちなるものが流れてきて、
「そうだ、じゃがではないが、かぼちゃで作ろう」と思い立ち、なんとなく適当に作ったらおいしかったんですよね。
これはシナモンも合いそうだと思い、改めて作ってみたらおいしかったんです。そういうわけで、どうせならブログに掲載しようとレシピにしてみました。
スーパーで売っている生の輸入かぼちゃは安いので、節約メニューにもなります。
材料(2人分)
かぼちゃ(冷凍のもので可) 200g
塩 少々
砂糖 大さじ1
片栗粉 大さじ2から大さじ3
シナモン 4振り
サラダ油 小さじ1
〇照り焼きたれ
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 小さじ1
片栗粉の量について
かぼちゃの水分量によって片栗粉の量がかなり違ってきます。片栗粉を加えて混ぜた時に生地が重くなってもっちりとツヤが出るのを目安にしてください。
冷凍かぼちゃより生のかぼちゃを茹でた時のほうが水分量が多いため、片栗粉の量が多くなります。
片栗粉を入れすぎると焼きあがりはもっちりとおいしいですが、冷めると固くなりすぎておいしくなくなります。
冷めてもおいしいのがいいもしくはもっちり食感をハードに求めないのなら大さじ2、入れても大さじ2と小さじ2でやめておきましょう。
作り方
1.かぼちゃは茹でて、マッシュし、温かいうちに、片栗粉、塩、砂糖、シナモンを入れ、よく混ぜる
2.フライパンにサラダ油を入れておく
3.1を平べったい団子状にし、油を入れたフライパンに油を塗り広げるように並べる
4.弱火でじっくりと焼く
5.3に焼き色がついたらひっくり返し、軽く焼き目をつけたら、火を止め皿に取り出す
6.空になったフライパンに照り焼きたれを入れ、中火で煮詰める
7.6に照りが出たら、かぼちゃもちを戻しからめる
手順別作り方のポイント
1.かぼちゃは茹でて、マッシュし、温かいうちに、片栗粉、塩、砂糖、シナモンを入れ、よく混ぜる
皮の食感が嫌な人は皮をむいてください。その場合、少し火を通して柔らかくしたほうが皮を取りやすいです。
使用するかぼちゃは冷凍のものでも大丈夫ですが、電子レンジや蒸したりして温めてください。
かぼちゃが温かいほうが、砂糖などの調味料が馴染みやすいです。
2.フライパンにサラダ油を入れておく
かぼちゃもちを成形してから、フライパンに油を入れるより、最初に油を入れたほうが個人的には楽でした。
3.1を平べったい団子状にし、油を入れたフライパンに油を塗り広げるように並べる
かぼちゃは平べったくしたほうが火通りが良くなります。
この段階のものをジップロックに入れて、冷凍してもいいです。大体、1ヶ月を目途に食べきってください。
団子を作ったら、フライパンに並べてしまってください。ただ、並べるだけだと油が偏るので、かぼちゃもちで油を塗るように広げます。
4.弱火でじっくりと焼く
中までじっくりと火を通したいので、弱火にします。焼き目をつけるために約2分ほどは動かさないでください。
実際の焼き時間は火加減や鍋によって異なりますが、かぼちゃに砂糖が入っていて焦げやすいので注意しましょう。
5.3に焼き色がついたらひっくり返し、焼き目をつけたら、火を止め皿に取り出す
裏側はフライパンが温まっているので、早く焼き色がつきます。
かぼちゃもちを一度皿に取り出したほうがきれいな照りを作ることができます。
6.空になったフライパンに照り焼きたれを入れ、中火で煮詰める
照り焼きのたれは2センチほどの大きな泡が出るまで煮詰めます。そうしないと、たれがうまくからまないのできれいなてりになりません。
7.6にテリが出たら、かぼちゃもちを戻しからめる
タレができたら、かぼちゃもちをフライパンに戻してからめます。画像ではたれの煮詰めが足りなかったので、この段階からまた煮詰めました。
照り焼きたれは糖分が多い関係上、焦げやすいのですが、焦げる直前まで煮詰めるとうまくいきます。
焦げる直前というギリギリの部分を攻めないといけないのですが、勇気が足りなかった。
しっかり煮からめるとテリテリになります。
どんな味?
かぼちゃもちはシナモンがふわりと香ります。そこに、甘辛い照り焼きのタレがからむ甘じょっぱ系の味でクセになります。
一応、みたらしタレも試したところ、合わないわけではありませんが、照り焼きたれが一番おいしかったです。