青森県弘前市にある中三(地元百貨店)に行ったら、クラフトチョコレートが売っていて、ローチョコレートが気になったので、買いました。
地方はクラフト系が少なく貴重なため、早速味わってみなければなりません。
SWEETEST DAYは青森県青森市にあるスイーツショップで、WHAT A WONDERFUL CHOCOLATEはそのお店が手掛けるローチョコになります。
パティシエの方が手作業で丁寧に作っているそうです。
ローチョコレートは非加熱という意味で、カカオ豆や糖類など全ての原料を48度以下にキープして作られたもののことです。
カカオ70%
スターアニスっぽいスパイシーな香り
香りを嗅ぐと、スターアニスの香りを感じます。りんごと合いそうです。
割ってみるとかなり柔らかいです。原料を確認すると、ココアバターが一番多く含まれていました。
柔らかいのは油であるココアバターが多いからですね。
口に入れると甘さは控えめで、ややゆっくり柔らか軽やかにさらさらと溶けていきます。
さらに広がる香り
舐めていると枯れ草、木の皮、放線菌(畑にいるカビ)的な香りが広がります。そして、渋みもあります。
しかし、口の中にオイリーさは残りません。最後にリンゴを彷彿とさせる弱い香りがありました。渋みが結構長く口の中に残ります。
最初の香りは高台から飛び跳ねたかのような力強さがありますが、あとは穏やかに緩やかに回転しながら落下していくようなイメージ。
色で例えるならくすんだピンクで、大人の女性的な味わいに感じました。
ゆず七味
表面にゆず七味がふられています。口に入れるとカカオ70より重くゆっくりと溶けていき、汗のような酸や古い木材の匂いを感じます。
ゆず七味とのことですが、最初は辛くなく、じわじわゆっくりと押し寄せるように強くなりますが、そんなに辛くないです。70%よりは甘く感じました。
ざらざらしているので、ゆず皮や七味が入っているのは感じますが、ゆずの風味はそんなに感じないですね。
こちらは男性的な味に感じました。やはり後味に渋みが残ります。
感じたこと
青森県は森林が多い自然豊かな土地柄です。今回食べたチョコレートはこの土地を表しているような味わいだと感じました。
草の香りや木といったより自然的な香りが強いと同時に、ローチョコだからか、ならではの渋みといった荒々しさもあり、冬の厳しさも連想したからです。
カカオ70%は非常に美しいくちどけでしたが、最初のスターアニスの香りが強く、好みが激しく分かれるでしょう。ただ、りんごと合いそうです。
おいしいですが、ローチョコレート特有の渋みもあるので、クラフトチョコをたくさん食べているようなチョコマニア以外の方へのプレゼントにおすすめできません。
商品情報
カカオ70%
名称:チョコレート
原材料:カカオバター、ローアガベシロップ、ローカカオパウダー
内容量:1枚
保存方法:直射日光、高温多湿の場所を避けて28℃以下の涼しいところに保存して下さい。
栄養成分表示(1枚当たり):熱量148kcal、たんぱく質1.2g、脂質13g、炭水化物6g、食塩相当量0.0g
ゆず七味
名称:チョコレート
原材料:カカオバター、ローアガベシロップ、ローカカオパウダー、七味唐辛子、ゆずパウダー
内容量:1枚
保存方法:直射日光、高温多湿の場所を避けて28℃以下の涼しいところに保存して下さい。
栄養成分表示(1枚当たり):熱量148kcal、たんぱく質1.2g、脂質13g、炭水化物6.1g
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