五郎島金時とはどんなさつまいも?特徴について紹介

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スーパーに行くと、異彩を放っていたのが五郎島金時というさつまいもです。大振りで、おいしそうだし、イモ好きだしということで買っていました。

今回は五郎島金時とはどのようなさつまいもなのかについて書いていきます。おいしい料理のコツについても紹介しています。

五郎島金時とは?

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産地や栽培の特徴

五郎島金時は石川県金沢市で栽培されているさつまいもで、栽培地域は五郎島粟ヶ崎地区や内灘砂丘といった場所になります。

肥料に栄養豊富な米ぬかを加えています。さらに、収穫量を抑えて、1つ1つのさつまいもに栄養を吸収させているため、大ぶりなのが多いのも特徴です。

加賀野菜といわれる石川県金沢市の伝統的なさつまいもの一つにもなっています。

味と食感

食感はほくほく感が強いですが、収穫したての時期はほくほくしていても甘みはありませんが、熟成が進んだ冬頃に甘くなってきます。

歴史

五郎島金時の歴史は1706年にさかのぼります。

砂地のために不毛の土地だった五郎島地区に、殿様から、「薩摩で不毛の土地でも育つ野菜があるらしい」と言われ、薩摩の国から持ってきました。

その時のエピソードがユニークで、当時の庄屋さんが薩摩国に潜入し、髷に隠して持ってきたとのこと。

隠して持ってきたということは命がけだったと思うんですけど、現代人からすると、「髷に隠すって……」とやっぱりちょっと笑ってしまうんですよね。

おいしい食べ方は?

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電子レンジなどのスピード調理は向いていないので、じっくりと時間をかけて調理をしましょう。

オーブンやオーブントースターもおすすめですが、ポリ袋調理でもおいしくできます。

ポリ袋調理でほくほくふかし芋の作り方! - 桜雨のスイーツ&スパイスブログ

スピード調理は向いていないだけで、時間をかけて焼く・蒸す・煮れば、おいしく食べられます。

料理に使う場合は煮崩れてしまうので、煮物や煮込み料理には向いていません。ポテトサラダやスウィートポテトのようなマッシュする料理に使うのがいいです。

青空レストランで紹介された五郎島金時の料理

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五郎島金時は過去には日本テレビの人気テレビ番組である青空レストランでも特集されています。その時、登場した料理を紹介します。

塩釜焼き芋

塩で包んだ五郎島金時をダッチオーブンに入れ、炭火で1時間蒸し焼きにしました。キャンプなどアウトドアにもピッタリだと思います。

めった汁

こちらは金沢の郷土料理で、たっぷりの根菜(さつまいも、大根、人参など)と豚肉を味噌とダシで煮た豚汁です。

五郎島金時のタルタルソースサラダ

五郎島金時を荒くマッシュして、タルタルソースと和えたサラダです。

五郎島金時のグラタン

半分にカットした五郎島金時を丸ごとカップにしたグラタンです。

スイートポテト

白あんを混ぜた生地をカップに入れてオーブンで焼きました。

ほくほく好きさんは五郎島金時を味わおう!

五郎島金時はほくほくとした食感がウリのさつまいもです。通年販売はしておらず、秋から春先までしか出回りません。

石川県金沢市の伝統野菜という歴史あるさつまいもをシーズンになったら、ぜひ味わってみてください。

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