チーズケーキは使われる小麦粉の量が少ないため、ケーキの中では太りにくい部類とされています。しかし、チーズや生クリームが多く使われているので脂質は多いです。
当たり前ですが、食べ過ぎれば太ってしまいます。体重を気にすればなかなか食べるのも躊躇してしまいますが、大好きなものだからこそ食べたくなるものです。
悪あがきと言われればそれまでですが、太りにくい食べ方や食べるのにおすすめの時間帯があるので紹介します。
太りにくい食べ方をして少しでも太る心配を減らして、おいしくチーズケーキをいただいてしまいましょう!
- チーズケーキが太りやすいのは何故?
- チーズケーキの太りにくい食べ方
- ケーキを食べてはいけない時間帯
- 食べても太りにくい時間帯
- ケーキを食べるのにおすすめの太りにくいタイミング
- チーズケーキを食べても太りにくい量はどれくらい?
- チーズケーキはたまの楽しみにとっておこう
チーズケーキが太りやすいのは何故?
ケーキには脂肪と糖質が含まれています。材料の砂糖は糖質の中でも体への吸収が早いため、血糖値が急上昇しやすいという特徴があります。
血糖値とは血液の中にある糖分の量のことです。
血糖値が上昇すると、体はインシュリンというホルモンを出し、血液中の糖分を筋肉や肝臓に運び、溜めこみつつ、血糖値を正常に保つ役割があります。
使い切れない糖分は脂肪に分解され体に蓄えられます。これが太ったという状態です。
チーズケーキの太りにくい食べ方
野菜・海藻・きのこ・豆と一緒に食べる
野菜、海藻、きのこ、豆には水溶性食物繊維が含まれています。これは体の糖と脂肪の吸収を緩やかにする効果が期待できる成分です。
糖の吸収が緩やかになれば、急激な血糖値の上昇を抑えることができるので、結果的にチーズケーキだけを食べるより太りにくいです。
ただし、さつまいものようなイモやかぼちゃは糖質が多いため、太りづらくなるとは言いづらいです。
豆も糖質は高いのですが、一方で水溶性食物繊維も豊富なので、イモか豆のどちらかしか選べないのであれば豆を選びましょう。
フルーツをトッピングする
フルーツには食物繊維やミネラルが含まれているので、チーズケーキだけを食べるよりは太りにくいです。
今はコンビニでもフルーツが売っているので、チーズケーキを食べる時はぜひトッピングしましょう。
コーヒーと一緒に食べる
コーヒーには脂肪燃焼効果があります。また、大腸についた脂を外に排出する効果も期待できるメリットもあります。
インスタントよりもドリップコーヒーのほうがおすすめです。
フライパンの油汚れを水で洗っても落ちないですが、それは大腸内でも同じです。しかし、コーヒーに含まれる油分が大腸内の脂を吸着して排出を促してくれます。
カフェラテや砂糖入りでは排出する力が落ちてしまうので、ブラックコーヒーがおすすめです。
毎日食べない
コンビニやスーパーなどで手頃な価格で購入できるケーキですが、糖と脂肪が多いのでので、毎日、食べないことが大切です。
ケーキを食べたからと言って、体重がすぐに増えることはありません。しかし、毎日食べると確実に体重が増える原因となります。
それ以外にもケーキの油脂や糖分が胃腸に負担をかけてしまうため、健康面からいっても毎日食べないほうが無難です。
前後の食事や翌日で調節する
前述した毎日食べないでも説明しましたが、人間は食べてもすぐに脂肪は増えません。
そのため、前後の食事、前日、翌日の食事を調整することで体重のコントロールができます。
今日はケーキを食べたから、明日は脂質を抑えたあっさりとした食事にして、間食はヘルシーなものにしようというレベルで大丈夫です。
スパイスと一緒に食べる
シナモン、ショウガやトウガラシといったスパイスは代謝や脂肪燃焼を活発にする成分が含まれています。
ただし、シナモンは摂取しすぎると肝機能障害を引き起こす可能性があるため、大量摂取は厳禁です。
おすすめはコーヒーにシナモンを振りかけること。チーズケーキに振ってもおいしいですよ。
ゆっくり食べる
早食いしてしまうと、血糖値の急上昇や食べ過ぎの原因にもなります。
人間は満腹を感じるまで約20分の時間が必要なため、ゆっくり食べないといくらたくさん食べても満足感を感じません。
食後1時間後に運動する
血糖値は食後30分から1時間の時間をかけてゆっくりと上昇していきます。そして、体は血液中の糖分から優先して体のエネルギー源として消費していきます。
食後すぐの運動は消化器に負担となるのでいけませんが、食後1時間の運動は血液中の糖分を効率よく消費できるため、太りにくくなります。
おすすめの運動は筋トレと有酸素運動を組み合わせたもの。筋肉をリズミカルに動かすことにより、筋肉に運ばれた糖分も活用できます。
運動以外にも体を使う掃除といった家事も食後1時間経ってから行うのがおすすめです。
ケーキを食べてはいけない時間帯
夜
とにかく夜はダメです。夜の体は休息をするため、省エネモードに入り、代謝も落ちます。
そして、午後10時から深夜2時までの時間帯が体が脂肪を溜めこむモードに入っているため、太りやすい時間帯でもあります。
運動後
運動後の甘い食べ物のおいしさは格別ですよね。ただし、運動の程度にもよりますが、運動後は血糖値が下がっています。
そのタイミングでケーキを食べると体は落ちた血糖値を回復させるため、インシュリンを分泌し、糖を多く取りこもうとします。
食べても太りにくい時間帯
時間としては午後2時から6時の間にもっとも脂肪燃焼が行われるため、この時間帯がもっとも食べても太りにくい時間帯とされます。
しかし、糖質が多いケーキを食べるのに最適な時間ではありません。この時間帯は胃の中の食べ物が空っぽかつ血糖値が下がっていることも多いからです。
空っぽの胃の中に糖分の高い食べ物を入れると、糖分を吸収しようと体が活発に働くため、血糖値が急上昇しやすくなります。
血糖値が急上昇してしまうと太りやすくなります。
ケーキを食べるのにおすすめの太りにくいタイミング
朝食もしくは昼食の時、食事と一緒に食べるのがもっとも太りにくいタイミングです。食事の一部で食べれば、おかずである程度お腹が膨れるので食べ過ぎ防止になります。
これによって、血糖値の急上昇も抑えることができます。結果的に太りにくくなるので、体重を気にする方は意識するといいでしょう。
チーズケーキを食べても太りにくい量はどれくらい?
基本的に、摂取カロリーが消費カロリーを上回った時、太る原因になります。そのため、太らないためには一日の消費カロリー内に収めなければいけません。
活動量が少ない成人女性の一日の摂取カロリーの目安は1400kcalとされ、およそ200kcal以内の間食であれば太りにくいとされます。
チーズケーキのほとんどが200kcalを余裕で超えるので、この決まりを守ろうとすると一個を食べきることはできません。
そのため、量を気にするより前後の食事や前日、翌日の食事も含めてトータルでカロリーや糖質をコントロールすることが大切です。
チーズケーキはたまの楽しみにとっておこう
チーズケーキはケーキの中では太りづらいとはいえ、食べ過ぎたり毎日食べれば太ってしまいます。
いくら太りにくい食べ方を実践しても毎日は食べないほうがいいのです。
たまに食べるからこそ、スーパーやコンビニでお手頃に買えるものではなく、ちょっと背伸びしてパティスリーのチーズケーキを自分へのご褒美として買いませんか?
ブログ管理人がリピートしているルタオ「ドゥーブルフロマージュ」というチーズケーキの記事です。こちらもぜひお読みください。