世の中には酸性のものやアルカリ性のものを加えると、色が変わる性質のものがあります。理屈はわかりますが、いまだに不思議でなりません。
今回食べるLOOK青い宝石は色素にバタフライピーを使用しているのが特徴で、このバタフライピーも酸を加えることで色が変化します。
バタフライピーに含まれるアントシアニンは酸の濃度によって色が変わる仕組みなんだそうです。
ということは酸度が薄くなったら、また色が変わるのでしょうか。やはり不思議です。
バタフライピーとは?
別名チョウマメと言い、マメ科の植物で中国では若い豆を食べているようです。
染料として使われるのは青い花の搾り汁です。搾り汁自体は花と違っては色がなく、冒頭でも書いたようにレモンやライムのような酸性のものを加えると青や紫になります。
青色の色素はアントシアニンで抗酸化力が強いのが特徴です。そのため、美容にもいいと言われ、女子たちの間で人気とのこと。
ハーブティーが市販されているので、興味がある方は購入してみるのもいいかも。
食べます
個袋を開けると、ぶどうの香りがします。味はホワイトチョコレートのミルキーなコクが最初に来て、続いて酸味、あとからぶどうの風味がします。
バタフライピーが青くなるには酸の力が必要なため、どうしても酸っぱくなるのでしょう。
舐めてみると、舌の上にかすかですがざらつきを感じますが、ぶどう果汁パウダーが入っているとのことなので、そのパウダーなのでしょうか。
バタフライピーは単なる青色の色素なので、特に味や香りを感じたりはしないです。青い色のホワイトチョコです。
ぶどうという秋の果物の果汁がパウダーとして入っていますが、酸味が強めのため秋というよりは夏を連想させる爽やかな味がしました。
商品情報
名称:チョコレート
原材料名:砂糖、ココアバター、植物油脂、全粉乳、乳糖、脱脂粉乳、乳糖、脱脂粉乳、バタフライピーパウダー、ぶどう果汁パウダー/乳化剤(大豆由来)、香料
内容量:40g
栄養成分表示1枚(標準5g)当たり
エネルギー31kcal、炭水化物2.3g、たんぱく質0.3g、食塩相当量0.009g、脂質2.3g