最近、ダイエットについて色々と調べていたところ、見つけたのが和菓子ダイエット。和菓子と言えば、日本が生み出した世界に誇れる高糖質でお馴染みの甘い食べ物です。
まさかダイエットに一番無縁そうな和菓子でダイエットができるとはと甘党としては興味が膨らんだので、とにかく調べまくりました。
- 和菓子ダイエットって?
- 洋菓子より和菓子が良いとされる理由
- 和菓子ダイエットのデメリット
- ダイエット中の間食におすすめの和菓子
- ダイエット中の間食におすすめしない和菓子
- ダイエット中のおすすめの和菓子の食べ方
- 和菓子でやせるかどうかは実は体質次第!
和菓子ダイエットって?
やり方は簡単で、
・普段の間食を和菓子にする
・洋菓子は食べないようにする
という至ってシンプルなやり方で、普段、食べるおやつの置き換え術になります。当たり前ですが、食べすぎると太るので1日1個にして食べすぎないようにしましょう。
洋菓子より和菓子が良いとされる理由
洋菓子よりも脂質とカロリーが低い
体は脂肪と糖質を一緒に食べた場合、体は糖質をエネルギーとして優先的に消費するため、脂肪は溜めこんでしまいます。
脂肪分の多い洋菓子では消費しきれない脂肪を溜めこんでしまい、太りやすくなるのです。
その上、脂肪は腸内にこびりついて、老廃物の排泄がうまくできなくなることで、太りやすくなったり、便秘などの腸のトラブルの原因にもなったりします。
脂をほとんど使っていない和菓子はカロリーが低い上に、腸のトラブルが発生する可能性が低くなるのです。
豊富な植物性の栄養素を食べられる
和菓子は植物性の原料で作られているため、食物繊維やビタミンミネラルも摂取することができます。
和菓子で多く使われるこしあんには、マグネシウム、銅、鉄分、亜鉛といったミネラルが含まれています。
和菓子ダイエットのデメリット
和菓子は高GI食品
最近のダイエットではカロリーや脂質ではなく、低GIかどうかが重視されることがあります。
GIとは食べた時に血糖値がどれだけ上がりやすいかを示した値のことで1から100の数値で示されます。
値が低ければ、血糖値の上昇は緩やかで、高ければ血糖値が急激に上昇してしまうのです。血糖値が急激に上がると糖が脂肪として溜めこまれやすくなります。
たとえば、大福のGI値は88、ショートケーキ82とどちらも高く、太りやすさの指標ではどちらもさほど変わりはないんです。
食べすぎることがある
これは和菓子に限ったことではありませんが、特に和菓子は小さいサイズのものが多いため、ついもう一つ食べたくなってしまいます。
小さな見た目なので、もう少し食べても大丈夫だろうと思ってしまいがちですが、実際は脂質が低い分をカバーしているのか少量でも糖質は高いです。
食べる分だけ買うなどしっかりとしたルールを作りましょう。
ダイエット中の間食におすすめの和菓子
おすすめの和菓子はようかん、水ようかん、蜜豆などできるだけ小豆や寒天だけで作られたもので、小麦や米、もち、白玉など炭水化物のものが入っていないものです。
小豆や寒天、フルーツが多く使われたものは食物繊維や栄養が豊富というメリットがあります。
ただし、缶詰やシロップ漬けのフルーツは砂糖が多く、太りやすくなるので注意しましょう。
ダイエット中の間食におすすめしない和菓子
小麦や米が使われたおはぎやまんじゅうなどは炭水化物が増えることになり、それだけ糖質もカロリーも増えます。
特に、どら焼きやまんじゅうは血糖値が下がりにくいとされる小麦粉が材料なので、ダイエット中では避けるかチートデーを設けて食べたほうが無難です。
脂肪分も抑えたいのなら、生クリームが使われていないものを選択してください。
ダイエット中のおすすめの和菓子の食べ方
和菓子を食べすぎてしまう場合
和菓子ダイエットの適量は和菓子1つですが、それでも足りない場合は飲み物とセットにしましょう。
おすすめの飲み物はやはり無糖のお茶です。特に緑茶はポリフェノールやカテキンが血糖値の上昇を抑えてくれる効果が期待できます。
また、食べ過ぎてしまう理由として、見た目での満足感がないというのも少なくありません。
満足感を上げるためにはお気に入りの食器に盛ったりと少しでも見た目をきれいにするのも効果があります。
和菓子でやせるかどうかは実は体質次第!
基本的に一日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回った時に太りますが、太りやすい食べ物太りにくい食べ物は体質によって違ってきます。
実は糖質で太る人、脂質で太る人、何を食べても太る人、何を食べても太らない人に分かれるのです。糖質で太る人が毎日、糖質の高い和菓子を食べたら、太りやすくなるので逆効果です。
自分の体質は遺伝子検査で簡単に知ることができます。自分の体質に合ったダイエット法を行うことで、楽に理想の体型を目指せますよ。