しょっちゅうカレーを作るので、グレイビーを作り置いています。ただ、飽きたりしてカレーを作らない日々もあるので、どうしても余ることもあります。
できることなら使い切りたい。ただ、カレーを作るのは面倒です。そういう時はカレー以外の料理でグレイビーを使い切ることにしています。
今回は普段、作っているアレンジレシピをご紹介します。ちなみに、出来上がる量は一部を除いて一人前です。
グレイビーのレシピは、印度カリー子さんの著書「ひとりぶんのスパイスカレー」のものを使っています。
チャーハン
作り置きグレイビーとご飯、具を炒めるだけのシンプルなアレンジ料理。
作り方
①フライパンに油を温め、具(目安量50gから100g)を炒める。
②ご飯(ご飯茶わん1杯分(目安量・100gから150g))、作り置きグレイビー(目安量約50gから70gくらい)を入れて炒める。塩コショウで味を調えたら完成。
ポイント
ホールスパイスを入れる場合は油と一緒に入れ、弱火で香りがしてくるまでじっくり温めます。香りではなくクミンホールと赤唐辛子の場合は色がつくまでです。
パウダースパイスは2のタイミングで具と作り置きグレイビーと一緒に入れるか仕上げに入れて混ぜます。具はお好みのもので大丈夫。
炊き込みご飯
お米、作り置きグレイビー、具を炊きこんだものでフライパンで簡単にできます。グレイビーと米を混ぜずにまだらにすることで、ビリヤニっぽい見た目になります。
作り方
①お米80gを水で洗い、約1時間水に浸けておく。
②フライパンにお米、水100㏄、グレイビー50g、具100gを入れる。フタをして、ごく弱火で25分炊く。
ポイント
グレイビーの塩分量によっては②の段階で塩やしょうゆなどの調味料を足したほうがいい場合もあります。
塩分量が分からず、味が濃くなり過ぎたら嫌という場合は完成後に味見をして、塩を振ってご飯を混ぜてください。それか、粉チーズや漬物やご飯のお供をトッピングにしてください。
肉や魚を炊き込む場合は塩で下味をつけたほうがおいしいです。目安は100gに対して塩少々(親指・人差し指で塩をつまんだ量)。
ギョーザ
グレイビーと細かく刻んだ豚バラ肉で作ったギョーザです。家族にも食べてもらったところ大好評でした。
グレイビーの味に飽きているという場合もごま油などで違う風味を足せるので、気分を変えて食べられると思います。
作り方
①豚肉を細かく刻む。
②ボウルに豚肉を入れ、塩を振り、よくこねる。
③酒を加え、さらに良くこねる。
④作り置きグレイビーを入れ、よくこねる。
⑤ごま油を加え、よくこねる。
⑥ギョーザの皮に包んで焼く。
詳しい作り方は長くなるので、別の投稿ページで解説しています。
ポイント
豚ひき肉を使うと焼き上がりがパサつきやすいので、面倒でも豚バラ肉を細かくしたほうがおいしく仕上がります。画像にはありませんが、薬味をトッピングしてもおいしいです。
しっかり味がついているので、ソースやたれがなくてもおいしかったです。必要ならケチャップがおいしいです。
オムレツ
卵とグレイビーを混ぜて焼くだけの簡単メニューです。
作り方
①ボウルに卵2個を割る。
②ボウルにグレイビー(スプーン一杯分)を入れ、よく混ぜる。お好みで牛乳を足す。
③フライパンにサラダ油(お好みでオリーブオイルやバターでも可)を入れ、温める。
④フライパンに卵を入れ、焼く。
ポイント
グレイビーを入れすぎると味が濃くなる可能性があるため、 入れすぎには注意です。食べた時にもし味が薄かった場合、ケチャップやソース、しょう油などを足してください。
グレイビーの豆腐チーズ乗せ
豆腐に色々と乗せて、焼いただけという簡単メニューです。低糖質メニューですが、カレーは食欲増進の効果もあるので、夜食に低糖質のものをちょっとだけ食べたいという時には不向きのメニュー。
作り方
①豆腐に作り置きグレイビーととろけるチーズをのせ、オーブントースターや魚焼きグリルでチーズがとろけるまで焼く。
ポイント
魚焼きグリルではクッキングシートがあるほうが取り出しやすくて便利。そして、豆腐を半分に切ってから、具を乗せたほうが良い感じです。
タンドリー焼き
作り置きグレイビーとヨーグルトを混ぜるとタンドリー風のタレを作れます。肉や魚、野菜など色々と焼けます。
作り方
①グレイビーとヨーグルトを3対1くらいの割合で混ぜる。
②さば一切れに①を塗る。
③半日以上漬け込む。
④焼く。
ポイント
グレイビーの塩分量によっては材料に塩を振るという下味をつけてから焼いたほうがいいです。
タンドリー焼きでは魚の臭みは抑えられますが、気になる場合は塩と酒を振って、10分置いて拭きとってからタンドリーダレにつけこみます。
唐揚げ
グレイビー味の唐揚げです。画像はゴーヤで作りましたが、お肉でも魚でもお好みの具でお願いします。
作り方
①グレイビーと具を和える。割合は具に対して、グレイビーがちょい少なめくらい。
②①に片栗粉をまぶす。
③フライパンに油を入れ、中火で熱する。
④こんがりと揚げる。
ポイント
グレイビーの塩分量によっては味が薄く感じることがあります。薄味だとわかっている場合は事前に塩で下味をつけたほうがいいです。
下味はグレイビーとタネを和える前に、塩を少し振ります。
食べた時に薄味だと感じたら、マスタードやケチャップなどをトッピングしてください。それかポン酢やダシ醤油に浸すのもありです。
チヂミ
画像はゴーヤで作ったチヂミですが、具はお好みのもので大丈夫です。
作り方
①チヂミの具約90gとグレイビー約80gをよく混ぜる。
②①に片栗粉大さじ1、米粉(小麦粉も可)大さじ1、水少量を加え、よく混ぜる。
③フライパンにサラダ油を小さじ1入れ、中火で温める。
④②を入れ、中火で焼く。
⑤片面が焼けたらひっくり返して、ごま油を鍋肌から回しかけ、焼いて完成。
ポイント
仕上げのごま油で、グレイビーにごまの香りが加わるので、ちょっと気分が変わります。こちらも他の料理と同様、薄味と感じたら、しょう油やポン酢をつけて食べてください。
カレー以外にも色々作ってみよう!
今回、手作りグレイビーのアレンジレシピを掲載してみましたが、どれもグレイビーを調味料兼具の1つとして使っています。
カレー味や香りに飽きたら、ごま油や薬味、ニラといった香味野菜を足すことで新鮮な気持ちで食べることができます。
ただ、使用するのが手作りグレイビーという性質上、塩分量がそれぞれ異なるので、丁度いい塩加減はご自身で調整してください。
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