元々、チョコレートは国内メーカーのチョコばかり食べていました(ちょっと前はカレ・ド・ショコラ70%が好きでした)。理由は子供の頃から馴染みのあるメーカーを優先して買ってしまうから。
そのため、今回食べるリンツは世界的チョコレートメーカーにも関わらず、初めて食べます。
リンツとは?
スイスのチョコレートメーカーで、チョコレート四大革命の1つであるコンチングという滑らかなチョコレートを作る技法を発見したことでも有名です。
……正確には機械の電源を入れ忘れて家に帰って月曜日に出勤したらそうなってたので、発見という言葉が合ってるのかどうかは……。なんというか、ミスの勝利みたいな。
それはさておき、現在はリンドールという丸っこいお菓子が有名です(ごめん、今まで国内メーカー品とチョコケーキしか興味なかったからこれも食べたことない)。
現在も世界的チョコレートメーカーとして名を馳せています。スーパーで買えるチョコレートとしてはお値段は少々お高めです。
食べてみます
今回食べるのはカカオが70%のもの。リンツはスイスのチョコレートメーカーですが、この製品を製造しているのはフランスでした。
久しぶりに食べるハイカカオです。成分に乳成分が入っているので、食べやすいとは思います。
小さなかけらを口に入れると苦かったです。久しぶりにハイカカオを食べるといつも最初に苦みを感じます。
強い苦みの後、舐め続けていると甘さとともにクルミのようなナッティな風味と煙草の灰の匂いを彷彿とさせる焦げたような苦み。後味はかすかな酸味。
2口目に食べてみると微かにですが、リンゴかプラムを連想させる甘さと酸味を感じました。この頃になると苦みにも慣れ、程よく甘く感じ、フルーティな酸味が強まりました。
余韻はタバコを思わせる焦げたような風味と弱いナッツの風味です。
香料としてバニラが入っていると英語で書いているのですが、バニラの風味は私には感じられませんでした。
口どけは滑らかですが、少々の重厚感があり、チョコを食べているという満足感が少量でも味わえ、思わずうっとりです。ゆっくりと舐めながら食べることをおすすめします。
味のバランスが本当に良くて食べやすいです。過去にカレ・ド・ショコラ以外のハイカカオ系チョコも食べましたが、スーパーで買えるものの中では個人的にはトップのおいしさです。
こんな方におすすめ
ダイエット中や小腹が空いた時に甘いものを少量だけ楽しみたい方
口の中に残る時間がちょっと長いので、ゆっくりと舐めて味わうのに向いています。甘さは控えめですが、ゆっくり舐めると甘みを感じるので、量は食べたくない時や小腹を満たしたい時にぴったりです。
また、個包装ではなく板チョコなので、チョコを出して割って食べるという手間がかかるのも食べ過ぎ防止に一役買いそうです。小腹を満たすだけなら、1ピースで充分です。