マスタードフィッシュカレーは鮭を使ったカレーですが、今月は魚の入手に難航してしまい、なかなか作る機会がありませんでした。
一時は作れないのではないかと思ったのですが、作ることができて、本当に良かったです。
届いた「マスタードフィッシュカレー」がこちら
パウダースパイスが緑色っぽいです。
今月のエッセイのタイトルはローズマリーの暴走というもので、乱暴に要約するとローズマリーは単体では使いづらいというもの。
この間、私が初めてローズマリーを料理に使った時、同じ感想を持ったんだけど、料理本に書いているレシピではしれっと「ローズマリー2枝」とか書かれていて、「えー」と思っていたところに水野さんのエッセイ。
読んだことで、何となく感じていた違和感がスッキリ解消できてよかったです。
今月の買い出し
レシピでは紅花油、ココナッツミルク、鮭、ディル、マスタードを用意しないといけないのですが、一部変更しました。
紅花油はサラダ油、ディルは売っていなかったので同じシソ科のタイムで代用しました。
魚は鮭以外にも白身魚でも代用可能。
本当は母は鮭が苦手なので、白身魚を買いたかったのですが、どれもいい感じのがなくて……。
AIRSPICEのカレーを楽しみにしている母は、最後まで白身魚で作ってほしいと白身魚を探していたのですが、月末になったらいい感じの鮭が売っていました。
正直、鮭が好きなので、母には悪いですが、いい感じの鮭が手に入り良かったです。
作ってみます
下ごしらえ(レシピにはなく、ブログ管理人が勝手に行いました)
母が少しでも食べやすくなるように、鮭の臭みを減らす努力をしてみます。
一口大に切った鮭に日本酒を振り、10分置き、ふき取り、パウダースパイスの一部を振りかけました。
①ホールスパイスを炒める
クミンっぽいのがいっぱいいます。
フェヌグリークシードは真っ黒になる手前まで炒めると甘みが出やすいそうですが、どれがフェヌグリークかわかりませんでした。
この時点で嗅いだことのない独特の香りがしてきます。
マスタードシードは弾けることがあるので注意が必要です。
②にんにく、しょうがを炒め、玉ねぎを炒める
にんにくとしょうがをこんがりするまで炒めます。
玉ねぎはきつね色になるまで炒めます。
ソースをきれいに仕上げたい場合は中火でこまめにかき混ぜ続け、時間をかけるのがいいそうです。
③火を弱めて、パウダースパイスと塩を加える
パウダースパイスと塩、玉ねぎたちをよく混ぜて、馴染ませます。
ここでしっかりと馴染ませておかないと水を入れた時、粉が浮いているような見た目になることが多い気がします。
④水を注ぎ煮たて、粒マスタードとココナッツミルクを加える
ここではフタをしません。
⑤鮭を加えて中火で5分ほど煮る
鮭に火が通るまで煮ます。
⑥レモン汁を絞り、タイムを混ぜて完成
食べてみました
ココナッツの甘い味が体に優しいカレーです。
程よいトロミがご飯によく絡んで、ご飯とカレーが気が付けば消えていたくらいに食べやすい上においしい。
レモンの酸味もアクセントになって、さらに食が進む味です。
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