来ていただきありがとうございます。
先日、食べたプリンがおいしくて、ちょっと深堀りしてみてもいいかなと思いました。
で、古い時代から順に作ってプリンがどのように変化を遂げ、現在のようになったか知るの面白そうだなと思ったのでした。
プリンって牛乳と卵とお砂糖だけなので、材料費が安いから、お金あまり使わないで出来そうとも思いました。
で、ちょっと調べてみたら、プリンのルーツが16世紀のイギリスの船乗りのプリンらしいんですね。
どんなものなのかさらに調べてから、作っていきます。
注・この記事は歴史に明るくない筆者が、明るくないなりに半日くらい頑張って調べたことを元に制作しています。間違いがあったとしても笑って許してください。
プリンのルーツ・船乗りのプリンとは?
プリンのルーツは16世紀のイギリスの船乗りが考案した料理と腸詰め説の2つあります。
今回は材料を揃えやすいというこちらの事情から船乗り説で進めていきます。
16世紀は大航海時代。食糧が不足しやすい船上で半端に余った食材を無駄にしないために卵液と混ぜて、蒸し焼きにしたものがプリンの原型とされます。
茶碗蒸しや卵豆腐に近いらしい。とりあえず、甘くはないおかずです。
これが、陸地に伝わり、色々なアレンジがされ、甘いプリンへと発展していったようです。
当時の船の食糧事情を調べよう
どんな食糧を船に積み込んでいたのか
当時の船の食糧は長期保存できることが前提で以下のものが多かったようです。
・干し肉や塩漬け肉などの肉加工品(ハムやベーコン)
・干し魚
・根菜類(人参、パースニップ、カブ)
・豆(えんどう豆やそら豆)
・玉ねぎやにんにく
・ピクルス
・ビスケットや乾パンのようなもの
・チーズ
パースニップは人参に似た野菜で、欧米で食されています。
チーズやピクルス、ベーコンなど保存性を高めるため、現在よりも塩気が強かったかもしれません。
16世紀イギリスの料理の味つけの特徴とか調味料とか
16世紀のイギリスで主に使われた調味料は塩やマスタード。
タイムやローズマリー、セージなどのハーブで香りづけをすることが多く、これらは防腐の役目もありました。
香辛料についてはとても貴重品で、使われることは珍しかったと思われます。
材料を揃えよう
今回は以下の材料を揃えてみました。
・人参
・赤玉ねぎ
・ハム
・卵
・チェダーチーズ
・白いんげん豆
実は16世紀のイギリスではまだ白いんげん豆は一般的ではなかったようです。ただ、ヨーロッパに伝わったばかりの時期ではあったらしく、伝来していた可能性はあるとのこと。
最初、この記事を思いついた時、プリンは原価安くていいじゃんと思ったのですが、初代プリンは半端に余った具を使うという性質上、想定以上の出費でした。
作ろう
作り方の手順ですが、完全なる想像で進めます。
まずは人参や玉ねぎなど卵液に入れる具材を全て細かく刻んで、炒めて塩で味つけをします。
具材が細かいほうが船員同士で喧嘩にならない気がしたからです。
なお、豆はこの段階では入れ忘れています。
炒め終わったら、卵液に入れます。
卵液の中に、家にあったローズマリーとタイムも少量入れました。あまり入れると、ハーブに慣れていない私の両親が食べられません。
ただ、臭み消しの役目もあったので、実際はむちゃくちゃく入れたんでしょうね。
くっつき防止のためにフライパンに紙を敷き、アルミホイルでフタをして弱火でじっくりと焼いていきます。
当時の蒸し焼きは大鍋に水を入れ、型を入れるやり方とかまどに直接型を置いて、蒸し焼きにした可能性があるみたいです。
また、かまどの灰の中に型を埋めて、蒸し焼きにした可能性もあって、これは我が家ではできません。
当時は水は貴重だったし、海水をわざわざ汲んで蒸し焼きするのも大変だろうということで、自分の中では無難だと思えた、コンロをかまどに見立てて、蒸し焼きにする方法を採用。
20分くらい焼いた気がします。
ハーブの香りとともに、何故か青森県民の魂の味KNKスタミナ源たれの匂いがする。
青森県在住の我が家のレギュラー調味料です。
なんでだ?
不可解すぎる。
食べてみます
プリンというよりは具入りの玉子焼きですよね。フリッタータとかスパニッシュオムレツってやつか?
食べてみても、やっぱりそういう味なんですよね。だから、ちゃんとおいしいんですよ。
やっぱりハムとチーズ入れれば、大抵のものはおいしくなりますよね。
ハーブの香りもするから、ヨーロピアンな味わいもあるし。
あと、KNKスタミナ源たれの味は一切しない。できあがり直後のあの香りは一体なんだったんだ。
とりあえず、初代プリンを作って食べてみましたが、初代は現代とは似ても似つかない容姿をしていて、塩味でおやつやデザートではなく食事としての食べ物でした。
ふと、うろ覚えではありますが、JOJOも初代と3代目以降だと波紋からスタンドという結構な変化を遂げたことを思い出しました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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